2014.07.05

清荒神駅前マンション~建物内もどんどん工事中!

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは。営業の沖田です。

一昨日は屋外の作業の様子をリポートしました。
本日はマンションの屋内工事の様子をお伝えします。

清荒神駅前マンション~建物内もどんどん工事中!①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

テナントの入る1階部分では、天井と壁のLGS工事(→こちら)が終わり、
下地パネルの石膏(せっこう)ボードが運び込まれていました。

石膏ボード(またはプラスターボード)は、石膏を主成分とした素材を板状にして、
特殊な板紙で包んだ建築材料です。

とても丈夫で、耐火・断熱・遮音性も高く、加工も容易(ノコギリでなくカッターを使います)
なので、壁や床を造る際に広く使われている建材です。

石膏ボードの表面は通常、薄茶色なのですが、他の色のものもあるのです。

清荒神駅前マンション~建物内もどんどん工事中!②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

写真の左側手前、緑色はシージング石膏ボードです。

「防水石膏ボード」とも言い、紙および芯の石膏に防水処理を施したものです。

石膏はそのままでは湿気を含んだり、水に濡れたりすると強度が低下してしまいます。
「防水石膏ボード」は湿度、温度による伸縮、変形が少ないので、湿度の多い台所、
洗面所などの室内の壁、天井の下地材として使用されます。

 

マンションの住戸内では、水廻りの各配管を見ることができます。

清荒神駅前マンション~建物内もどんどん工事中!③三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

上はトイレ内部の配管の様子。

便器が設置される中央に床立ち上げの排水管、
左奥には壁出しの給水配管が壁と床にしっかりと固定されています。
赤い止水キャップの上には、ウォシュレット用のコンセント配線が見えます。

 

清荒神駅前マンション~建物内もどんどん工事中!④三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

廊下の壁下地の向こうに見えるのはユニットバスの浴槽です。
手前のピンクの配管は、保温カバーのついた給湯配管です。

マンションの場合、フロア全体のコンクリート床は同じ高さなので、
設計上、水廻りの床下排水勾配の確保がとても重要になります。

 

いずれも出来上がってしまえば隠れてしまう部分ですが、
万一、設置や接続、固定に不備があれば、オーナー様や入居者の方々に
大変なご迷惑をお掛けすることになります。

マンションはたくさんの住戸が並びますが、
現場では一住戸毎、工程毎に検査を繰り返し、品質を高めています。

※前回の記事はこちらから→ 清荒神駅前マンション~外装工事進行中

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