おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
監督の小林です。
神戸海岸通りマンションの工事は着々と進行中です。
今日は基礎の鉄筋工事の様子をお伝えします。
捨てコンクリート打設の後、鉄骨柱の脚元を固定するISベース(→こちら)の
セットが終わると、基礎の鉄筋を組み上げます。
今回主に使用するのはSD345 D22の異形棒鋼。
「SD345」は強度を表し、「D22」は直径22mの節付き鉄筋のことですね。
一般に「鉄筋」と呼ばれるものは、日本工業規格(JIS)で
鉄筋コンクリート用異形棒鋼(JISG3112)と規定されています。
強度の種類別に5種類ありますが、 一般的にはSD295AやSD345が良く使用されます。
使用用途は、構造設計の段階で構造設計者が決定し、図面に明記するのです。
上は鉄筋継手部分のガス圧接作業の様子です。
鉄筋の継ぎ手には重ね継ぎ手やガス圧接継ぎ手、特殊継ぎ手がありますが、
一般には重ね継ぎ手とガス圧接継ぎ手を用います。
鉄筋の直径は 9,13,16,19,22,25mmとさまざまですが
19mm以上になると、ガス圧接継ぎ手とすることが多いです。
圧接作業は技量試験に合格した圧接工によっておこないます。
他にも作業時の気象条件や圧接部分の形状、配置場所や検査方法など
さまざまな取り決めがあり、それらを確認しながら品質を高めています。
こうして耐圧版と地中梁、柱脚部分の鉄筋が組みあがりました。
自主検査と監理者検査が済めば、いよいよコンクリートの打設となります。
※前回の記事はこちらから→神戸海岸通りマンション・・・基礎柱脚工事中
※続きはこちらから→神戸海岸通りマンション・・・基礎コンクリート打設
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