おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
皆さん、こんにちは。
現場監督の小林です。
気象データを見ると、8月下旬から9月にかけては、日中の最高気温が30度を
下回る日が目立ってきました。
屋外作業の多い現場では、作業のはかどる季節になりますが
今年は局地的な雨が多く、いつもスマホで天気予報をチェックする毎日です。
神戸海岸通りマンションの現場レポートです。
基礎鉄筋工事が完了すれば、いよいよコンクリートを打ち込みます。
基礎のコンクリート工事は2回に分けて施工します。
1回目は耐圧版と呼ばれるベースの部分、
2回目は地中梁となる立ち上がりの部分
です。
いつものようにコンクリートの受け入れ検査(→こちら)をおこない、
品質が確保されているかチェックしてから打ち込みを開始しました。
打ち込みが終わると、トンボで表面を均し、第1回目は完了です。
そして3日後・・・
第2回目は型枠の建て込み作業から。
型枠内にコンクリートを流し込むと、この型枠には大きな側圧がかかるので
はらんだり外れたりしないようしっかりと固定します。
型枠建て込みの際、注意しなければならないのが
コンクリートの「かぶり厚さ」
鉄筋コンクリートは「鉄筋」と「コンクリート」が一体となることで
高強度・高耐久性といった本来の性能が発揮されます。
「曲げ」や「引っ張り」強度に対抗する「鉄筋」を、
錆びや腐食から守るのが「コンクリート」
定められた「かぶり厚さ」をしっかり確保しなければ
鉄筋コンクリート住宅本来の性能は期待できません。
鉄筋コンクリート住宅にとって、とても大事な「かぶり厚さ」
各部位の「かぶり厚さ」は設計図面の「構造特記仕様書・配筋標準図」に
明記されています。
鉄筋と型枠の空き寸法が「かぶり厚さ」となります。
私も各部位を入念にチェックしました。
そして・・・
受け入れ検査を経て、コンクリートの打ち込みを開始します。
上は鉄骨柱の柱脚部分のISベース(→こちら)まわり。
隅々までコンクリートが行き渡るように丁寧に施工しました。
約一時間で基礎立ち上がりコンクリート打設工事は完了しました。
工事はまだまだこれからですが、ほっと一息つくひと時です。
※前回の記事はこちらから→神戸海岸通りマンション・・・土台が肝心!基礎鉄筋工事
※続きはこちらから→神戸海岸通りマンション・・・鉄骨が建ち上がりました!
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