おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
営業の松井です。
私が担当している「神戸海岸通りマンション」ですが、
先日とうとう鉄骨が建ち上がりました!
今日はその様子をお伝えします。
その前に・・・
下は当社の設計担当が作成した鉄骨の架構詳細図です。
架構詳細図は鉄骨の骨組みの各部寸法を現した図面ですね。
拡大して見ると、
階高や各部の寸法の他、柱や梁のサイズも表記されています。
ここでちょっとウンチク話を・・・
「C」は柱を、「G」は大梁を示し、構造計算に基づいて選定されたサイズ毎に
末尾の数字で区別されています。
「1C1」とあるのは、1階の柱「C1」で図面表記は「□-300×300×12」
一般的に若い数字ほど大きなサイズの鉄骨材となります。
今回は一辺が30cm×30cm、肉厚が12mmの角型鋼となります。
「2G3」は、2階の大梁「G3」で、表記は「H-400×200×8×13」
柱と同じように最初の数字は縦×横のサイズを表し、残りの2つの数字は
「ウェブとフランジ」の厚みを表します。
「2G3」の場合、H=40cmでB=20cm、
ウェブの厚み=t1が8mmでフランジの厚み=t2が13mm
のH型鋼となっています。
本題に戻ります。
この図面をもとに、現場では設備との取り合いや納まりを考慮した施工図を作成します。
数日前のある日、一日の現場作業を終えて帰社した現場監督の小林君が、
なんやら難しい顔で図面とにらめっこしています。
「何してるの?」
聞くと、鉄骨の施工図をチェックしているとのこと。
施工図はそのまま現場へ伝達されカタチになっていくので間違いは許されず、
現場監督は細心の注意を払ってチェックするのです。
小林君、体は大きいですが結構繊細なんです(笑)
こうして快晴の9月22日、鉄骨の建て方が始まりました!
重量鉄骨造の建て方は迫力があり、ずっと見ていても飽きません。
上空を見上げると、職人さんたちが軽やかに移動しながら
作業を進めていました。
作業開始から3日間を要して、鉄骨建て方工事は無事に完了しました。
足場養生をおこなった後、現場は外装工事に入ります。
※前回の記事はこちらから→神戸海岸通りマンション・・・基礎コンクリート打設
※続きはこちらから→神戸海岸通りマンション・・・ALCパネル工事
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