おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。営業の吉川です。
今回は、固定資産税のお話です。
固定資産税額の計算は以下の式によって算定します。
固定資産税額= 価格(固定資産税課税標準額)× 税率(1.4%)
固定資産税課税標準額というのは、市町村の固定資産税課等に置いてある課税台帳に
記載されています。
固定資産税課税標準額は固定資産税評価額(=不動産の客観的な価格)に対して
「住宅用地の特例」や「新築住宅に対する減額措置」等を考慮した後に算出される額で、
固定資産税を算出する元になる価格のことです。
土地の場合には、住宅用なら課税標準額の特例によって軽減税率の適用を受けることができます。
課税標準額(土地面積200㎡までの部分) =評価額×1/6
課税標準額(土地面積200㎡を超える部分) =評価額×1/3
建物の場合は一般的に、
評価額 = 課税標準額
となります。
課税標準額は、国が定めた評価基準(3年程で見直しされます)をベースに、
それぞれの市町村が決定しています。
(※建物が完成した後、固定資産税評価額を出すために市役所の職員が実際に現地へ出向いて
家屋調査をおこない、建物に使用されている建材や設備を確認します。)
鉄筋コンクリート住宅を建てたいけれど、固定資産税をいくら払わないとならないのかは
とても気になるところです。
「(固定資産税は)大体いくらぐらいになりますか?」
そんなご質問を、RC住宅をご検討中のお客様からよくいただきますが、
およその目安の税額は以下のように算出できますのでご紹介します。
評価額の概算目安として、木造では1平米あたり約85,000円、RC造で1平米あたり
約115,000円として計算するのですが、例えばエレベーターの有無、外壁や屋根の仕様
(タイル貼りや瓦屋根は評価が高いようです)によって評価額は変わってきます。
その他に固定資産税の概算目安になりそうなものとして、
法務局が「登録免許税」の算定方法に用いる
「法務局管内新築建物課税標準価額認定基準表」があります。
宝塚市を含む神戸法務局管内の上記表を参考にすると、
鉄筋コンクリート(RC)造の居宅は、1平米あたり134,000円となっており、
一つの目安として若干差異はありますが、この課税標準価額を固定資産税評価額と
見なすこともできます。
(※法務局の基準表が、固定資産税に影響を与えることはありませんのであくまで参考です!)
以前の当ブログでも
「固定資産税額は、RC造は木造に比べて約1.3倍高くなる(→こちら)」
と書きましたが、言い換えれば
「RC造は木造に比べて資産価値が高い」
と、評価されているからなのです。
※関連記事はこちらから→コンクリート住宅 よくある質問 ~ 固定資産税って高い?
固定資産税~「ビルトインガレージのあるRC住宅」編
※鉄筋コンクリート住宅 施工例はこちらから
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