おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
営業の沖田です。
師走も中盤になりました。
年末に向けて、なんだか街中も気忙しい様相です。
今年も残りもう少し。
バタバタして時間に流されることなく、今年のことは今年中にスッキリと
終わらせたいものです。
本日は築40年経過した鉄筋コンクリート住宅のリノベーション工事の様子を
リポートします。
瀬戸内海が目の前に広がる丘に、昭和50年に建築されたRC住宅なのですが、
ご家族が増えることもあって、大規模改修のお話をいただいたのがこの夏。
間取りの変更はもちろんですが、せっかくのコンクリート住宅ですから、
改修した後、さらに何十年もお住まいいただけるようなご提案をさせていただきました。
今日は新しくなるお風呂やトイレ、洗面化粧台といった水廻り機器の仕様や
床材やドアといった内装建材の色決めの打ち合わせに伺いました。
現地ではすでに、二階部分の解体工事がひと段落ついたところです。
昭和50年に建築されてから、40年の時を経て、
当時のコンクリート躯体が現れる状態に戻しています。
「あれ? 断熱材が無いぞ・・・」
そうなんです。こちらのコンクリート住宅には断熱材が壁にも天井にも
入っていなかったのです。でも、40年前ならこれが一般的だったのかもしれません。
「夏の2階はカゲロウが見えるくらいでしたよ(笑)」
そんなお客様の声も納得です。
「コンクリート住宅は寒い(暑い)からねぇ・・・」
一昔前のコンクリート住宅について、よくそんな声をお聞きするのも
なるほど頷けます。
そこで・・・
今回の改修工事では、壁にも天井にもしっかり断熱施工をおこないます。
(施工はこんなイメージです)
きっとコンクリート住宅本来の性能を活かすことができ、改修後は
快適にお過ごしいただけるはずです。
また、今でこそ構造計算や設計図の重要性が広く認知されているのですが、
40年前といえば、木造住宅なら「大工さん任せ」で建てられることが多かった時代です。
でも鉄筋コンクリート住宅の場合は、当時でも必ず構造計算が必要であったことから
必ず建築士が図面を描いていて、設計図面も大切に残されているケースが多いのです。
こちらの住宅も、お客様がしっかりと保管されていて、解体後に現れた構造躯体も
設計図面そのままに、しっかりと造られていました。
今回の解体で、2階の小屋裏部分に結構な空間があることが判りました。
「せっかくですから、ロフトを造って勾配天井にしましょう!」
「あっ、それいいですね!」
フレキシブルにそんな提案ができるのも、構造躯体がしっかりしている
コンクリート住宅ならではです。
※前回の記事はこちらから→さすが鉄筋コンクリート住宅!まだまだ大丈夫!!
※続きはこちらから→築40年のRC住宅がリノベーションで蘇る・・・完成しました!
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