おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは、営業の伊藤です。
さっそくですが、この写真のコマのような形をしているもの、
何だかお分かりでしょうか?
この材料は「マイコマ」と呼ばれ、軟弱地盤への地盤補強工事に使用されるものです。
この「マイコマ」を基礎下に並べることで、建物の不同沈下が生じにくくなったり、
地盤の局部的な破壊が起きにくくなるのです。
で、実際の施工事例がこちら↓
隙間があかないように、コマを均等に敷き並べています。
一般的に地盤補強工事と云えば、柱状改良工法や鋼管杭工法(支持杭)
が良く知られています。
ここ宝塚市内の平野部では、およそ地盤面下2~3M程度で建物を支持できる固い層
(支持層)が現れるのですが、大阪市内や尼崎市の一部エリアでは地盤面下10M以上も
軟弱な地質が続くことがあります。
こんな軟弱地盤の場合、2~3階の鉄骨やコンクリート建物でも地盤補強工事に
数百万を要し、建築計画全般の見直しを迫られることも多くあります。
「もっと予算を抑えられないかな?」
そんな時、この「マイコマ」を検討するのです。
施工断面図を見ると、
解説では、コマの間に砕石を敷き詰めることにより建物の荷重が地面に分散して
伝達されるそうです。
また、円錐状になっているコマが、加重を分散させる形状になっているので、
不動沈下を懸念される地盤でも、建物を支えられるのです。
どうもこのコマの形がポイントのようです。
他のカタチにしてしまうと沈下量が増えてしまい、
十分に建物を支えられないようです。
地盤補強の工法を変えることによって、固い支持層まで杭を打たなくても
建物を安全に支持することができます。
実際の地盤補強工法の選択には、地盤調査データと建築工法や規模を踏まえて
詳細に検討する必要があります。
軟弱地盤が予想されるエリアでの計画をお考えなら、一度ご相談ください。
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