おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
宝塚展示場の松井です。
鉄筋コンクリートの家を選ばれたお客様から、
『家の中にコンクリート打ちっ放し壁を設けたい』
というご要望をよくお聞きします。
室内で部分的に見せる無機質なコンクリート打ちっ放し壁は、好みもありますが、
素材として存在感がありますし、木質系のフローリングやタイルととても良く似合います。
あるお客様からは、「守られている感がする」との声もありました。
コンクリート住宅にするなら、室内のそこかしこに打ちっ放しを採用したいところですが、
どの部分でもコンクリートの素肌を見せることができる訳ではありません。
内断熱工法の場合、下の間取りだと赤色の外周部分(外部に面する壁)は壁の内側に
断熱材を施しているので、打ち放し面を見せることが出来ないのです。
また、黄色の部分は外壁とつながっていて、屋外からの熱の影響を受ける部分(熱橋部分)となります。
当社では熱橋部分も、外壁の内側から450㎜の範囲に断熱材を施していますので、
ここも打ち放しを見せることが出来ません。
それでは、室内でコンクリート打ちっ放し壁とできる部分はというと・・・
上図で青色の部分なら外部に面しておらず熱橋部分でもないので、打ち放し仕上げとすることが出来ます。
ただし、室内壁を打ちっ放しとするには、壁紙を貼ったり塗装仕上げとするよりもかなりの手間がかかります。
また他の部位との取り合いの納まりも入念に考えておく必要があります。
個人的には、あまり多くの壁を打ち放しにすると無機質感が前面に出てしまうため、
あくまでインテリアのポイントとして1~2箇所に用いるのがいいかな、と思っています。
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