おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
昨晩は寒い中、東の夜空を見上げていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
2015年は年間三大流星群のひとつ「ふたご座流星群」が、ここ10年ほどの間で
最高の観測条件・・・と知り、宝塚の東の空を見上げてみましたが、残念ながら曇り空。
来年の今頃、再び見ることが叶うようですので、楽しみに待つことにしました(笑)。
さて本日は、暖房器具について。
今冬は暖冬傾向とはいうものの、やはり朝晩に暖房器具は欠かせません。
効率よく快適に過ごすには、どんな暖房器具を選べばよいか、
目下、購入を検討中である宝塚展示場の山田がお届けいたします。
暖房は「部屋全体を暖める」方法と「部分的に暖める」方法の2つに分けることができます。
また、暖房方式は暖める原理により大きく、「対流式」「伝導式」「輻射式(遠赤外線)」の3つに分けられます。
【対流式】
空気を暖め、対流によって室内を暖めます。
(例:エアコン、ストーブなど)
【輻射式】
本体から拡散した赤外線によって室内を暖めます。
(例:オイルヒーター、遠赤外線ヒーター、蓄熱式暖房機など)
【伝導式】
本体に接することで体を直接温めます。
(例:ホットカーペット、電気毛布など)
またこれら二つの方式をあわせ持った暖房器具もあります。
代表的なのは“こたつ”
「輻射式」と「伝導式」の両方の原理を持った暖房器具です。
また、“床暖房”は「対流式」「伝導式」「輻射式」全てに当てはまります。
いろんな方式のある暖房器具ですが、効率よく暖を取るためのコツとしては、
2つの暖房方式を組み合わせるのが良いのだそうです。
例えば・・・
「対流式のエアコンですぐに部屋を暖め、部分的に輻射式の遠赤外線ヒーターを使う」
「輻射式の蓄熱式暖房機をベース暖房にして、足りなければ対流式のエアコンを併用する」
など。
私の自宅の暖房はエアコン(対流式)をメインにしているので、
組み合わせるのは、「輻射式」又は「伝導式」の暖房器具がいいようです。
最近のエアコンは、マイコン制御により、室温を一定温度に保つように制御してくれますので、
こまめに入り切りするよりも、付けっぱなしのほうが結果的に電気代は安くなるとのこと。
ヒーターや電気ストーブは、短時間使用なら、電気代もそれほど掛かりません。
休日に一日中家で過ごす場合はエアコン、朝の身支度や帰宅後の数時間の使用ならストーブやヒーターなど、
生活シーンで暖房器具を使い分けることで、少ない電気代で効率よく暖を取ることができます。
これから暖房器具を選ぶ方も、すでに購入済の方も、
先に述べた「2つの暖房方式の組み合わせ」を意識して使用すると、
より効率よく暖房が取れるはずです。
まとめますと・・・
①部屋全体を暖める器具と部分的に暖める器具を分けて考える。
②3つの暖房方式を意識して、器具を選択する。
③生活シーンに合わせて、使用する機器と時間を考える。
ひと昔前なら、ストーブ・こたつ・エアコン・ファンヒーターぐらいで
選択肢も少なかったのですが、燃料や熱源の種類もここ数年で本当に多くなりました。
把握するのに少々骨が折れますが、快適な冬の暮らしをめざして、
比較検討していこうかと思います。
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