おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
「杉板化粧型枠を用いたコンクリート打ちっ放し」
これまでもブログで取り上げているからか、
何度かお問い合わせをいただいております。
先日には関東の大手百貨店系列デザイン事務所?さんから、こんなお電話が・・・
「ブログを見たのですが、何かサンプルなどお客様に見せるようなものはありますか?」
「・・・えーと・・・現場ごとに施工するので・・・残念ながらそういったものは・・・」
杉板型枠コンクリートは、現場で一発勝負の打ちっ放し仕上げです。
施工者(の技量)によって表情も出来栄えもさまざまで、タイルや塗装仕上げのように
選択できるようなメーカー品サンプルはありません。
三和建設では、本番のコンクリート打設前の段階で、
実際に使用する杉板でサンプルを作り、仕上がり具合を確認いただきます。
コンクリート住宅に興味を持たれたお客様の中には、
たくさんの住宅を見る中で、杉板型枠コンクリート仕上げがとても斬新に見えることがあるようです。
先日もご年配のお客様から、
「杉板型枠の打ちっ放しって、最近の流行りなの?」
との質問を受けました。
ある建設会社からは「私どもの専売特許のようなもの」との説明を受けられたとのこと。
うーむ・・・どちらもそんなことないはずですが・・・
その昔、今のように表面が平滑になったベニヤ板がない時代には、
型枠材料に杉板を組み合わせて使用していました。
現在では、木目が転写された打ちっ放しの表情が欲しくて、
あえて部分的に採用することもあります。
けっして最近の流行りでもなければ、どこかの会社の専売特許ではありません。(笑)
そういえば、私たちのいる本社も・・・
内外部ともに、杉板型枠を使った打ちっ放し仕上げでした!
昭和53年(1978年)竣工ですから、築37年になります。
あらためて見ると、古さを感じるどころか、とても新鮮にも映ります。
ちなみに、現在宝塚市内で建築中の大型医療施設においても・・・
1階部分の外壁に、杉板型枠の打ちっ放しが採用されています。
そういえば、今年お引き渡しした鉄筋コンクリート住宅でも・・・
アレっ?
結構やっていました・・・
すみません。やっぱり流行りなのかもしれません(笑)
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