おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
空梅雨続きで、このまま雨が降らないのでは・・・との心配もよそに、
今週あたりから梅雨らしい空模様となりました。
連日の夏日に少々お疲れの方もいらしたのではないでしょうか?
雨の日には雨の日の楽しみ方を・・・。
ゆっくりと室内で過ごす時間もいいかもしれませんね。
今回は、空間を高く見せてくれる『ハイドア』について
RCギャラリースタッフの山田がお届けします。
最近の新築住宅の傾向として、リビングやダイニングなど家族が集まる空間の天井高さは
これまでの平均的天井高の8尺=2m40㎝より高くを希望されるお客様が増えてきました。
「リビングの天井高さは2m60㎝以上ほしい」「吹抜けを設けて開放的にしたい」
そんな方も少なくありません。
天井高さにこだわる方が増えるにつれ、これまで当たり前だった内装ドアの高さについても
どんどん高くなる傾向となっています。
一昔前まで、既製品の内装ドアの高さといえば2mが主流でした。
もちろん当時から2mを超える背の高いドア「ハイドア」はありましたが、
面材の規格寸法の関係や、建具は背を高くすると反りやすくなるなど、
技術的に難しい面もあって個別のオーダー対応(建具屋さんで作る)が一般的でした。
ちなみに鉄筋コンクリートモデルハウス「RCギャラリー西宮」でも、
各所に天井一杯まで高さのある「ハイドア」が採用されています。
ドアの高さを天井高さに合わせると、部屋間の広がりが見えてスッキリします。
来場いただいたお客様からも「コレ、いいですね」と、大変好評です。
こうした顧客のインテリアへの関心の高さに応えて、
最近で内装建材メーカーから標準サイズが2m40㎝以上の商品がどんどん発売されています。
“パナソニックHPより引用『ベリティスプラス』”
こちらは2017年6月新発売となった、パナソニックのハイドア『ベリティスプラス』。
『ベリティス』とは、美しい木目と強い耐久性をコンセプトに展開される、
パナソニックの内装建材シリーズです。
これまでセミオーダーでハイドアに対応していましたが、今回の新商品は、
2m40㎝、2m50㎝、2m70㎝が標準サイズとなっています。
さらに、最大2m70㎝まで1㎜単位のオーダーも可能です。
この『ベリティスプラス』、デザイン性を追及してドア枠にもこだわっています。
通常の3方枠(左右枠と上枠)のラインナップの他、
上枠を無くした2方枠も選ぶことができます。
上枠をなくす事で、部屋間のつながりや広がりを一層演出できます。
“パナソニックカタログより引用『ベリティスプラス』”
次にご紹介するのはLIXIL『グランドライン ラフィス』。
→HPはこちら
“LIXIL『グランドライン ラフィス』カタログより引用”
『ノイズレス』をコンセプトに、限界まで無駄なものをそぎ落とし、
空間との一体化を追求した商品で、2014年のグッドデザイン賞を受賞しています。
特徴的なのはこちらの『ライン枠』。
“LIXIL『グランドライン ラフィス』カタログより引用”
LIXILが提唱するのは、『空間の一体化』。
ドア枠を出来る限り細くすることで壁との一体化をはかり、一切不要なものがない
シンプルな空間を目指します。
もちろんこちらの商品も、ドアの規格寸法は2m40㎝。2m50㎝まで特注対応可能です。
(※クローゼットドアなどは2m40㎝までの対応です)
ちなみに・・・
『グランドライン ラフィス』シリーズでは、床と壁の取り合いに使用する幅木にも工夫がなされています。
通常なら5㎜程度の厚さが多い中、ライン枠の厚みとのバランスを考えて、わずか3㎜となっています。
“LIXIL『グランドライン ラフィス』カタログより引用”
これなら巾木上に溜まりがちなホコリも少なくて、掃除の回数が少なく済みそうです。
今回は「ハイドア」について取り上げてみました。
この他にも、各メーカーから魅力的な商品が発売されています。
これからはキッチンやお風呂と同様に、
「ドアや巾木の納まり」にまでこだわることが当たり前になりそうです。
※RCギャラリー西宮に関するブログはこちら
※RCギャラリー西宮 「モデルハウスのご案内」は こちら
兵庫・大阪で建てる高品質&ローコストのデザイン注文住宅。
「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
宝塚・尼崎・西宮・芦屋・神戸の鉄筋コンクリート住宅なら三和建設。