こんにちは。ＲＣ設計部の蒔田です。

私が所属しているＲＣ設計チームでは、以前紹介しました神戸東灘区のＵビルをはじめ、
専用住宅以外の店舗やマンションなど（特殊建築物と言います）も多く手がけています。

特殊建築物の設計にあたっては、街中でその場所のもつ特性、例えば「神戸らしさ」とか
「京都らしさ」というイメージを、デザインで表現する事はとても重要なことなのです。

今年の初めに伊丹市で竣工を迎えたマンションの計画地周辺は、
江戸時代から「うまい酒」を作る名嬢地として発展した酒蔵が多く並ぶ印象的な街並です。

マンションの真向いには重要文化財「旧岡田家住宅・酒蔵」があり、伊丹市からは色彩や
デザインに関して「街づくり」として景観を保全する事が要求される地域でした。

設計の過程では、見識者を交えた審議会を経て、行政担当者とスケッチなどで意見を交わし、
デザインを整理、街並みに配慮した計画を目指しました。

私は今年入社9年目。

「物として意味を持つ建築を考えなさい」

良く上司からアドバイスをもらいます。

現在は神戸の繁華街、元町駅の北側で5階建の店舗付マンションを設計しています。
今回は審議会こそ無いものの、周辺環境に配慮した新しいイメージを実現するように、
設計に取り組んでいます。

奮闘の模様は後日のブログにて。ご期待ください！