おかげさまで創業52年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは、RCギャラリースタッフの山田です。

この2.3日は、日中暖かく穏やかな陽気が続いていましたが、やはりまだ1月。
天気予報では今週中盤から来週にかけて、再び大寒波がやってくるそうです。
インフルエンザも流行りはじめたようです。体調を崩さないよう、ご自愛くださいね。

本日は、鉄筋コンクリートモデルハウス『RCギャラリー西宮』より、
住宅には欠かせないアイテム、建具の取っ手やハンドルについてご紹介します。

取っ手やハンドルは細部のパーツではありますが、
そのひとつで建具や空間の印象を左右するアイテムでもあります。

設計者や施工者の細部にまでこだわった証ともいえるのではないでしょうか？
仕事柄、レストランの化粧室やホテルの客室のドアに採用されている取っ手やハンドルには
とても興味があります。

『RCギャラリー西宮』では、オーダーメイドの建具が多く、
それぞれで選定された取っ手やハンドルが、建具のデザイン性を惹き立てています。

以前のブログでも紹介した、モデルハウスの玄関扉。
ハンドルは建築金物メーカー『ユニオン』の商品です。
（※ユニオンHPはこちら）

材質はアルミで、扉の高さ2.5ｍに合わせたオーダーメイドのハンドルです。
チークの無垢材を使用した扉の重厚感に負けないくらいの存在感で、
アクセントとして相性抜群ですね。

こちらはLDKとパントリーをつなぐオーダーメイドの引き戸。
壁面をスライドするように開閉するアウトセットタイプで、
上部の金物も見えない工夫がなされています。

デザインは壁に溶け込むようにシンプル。

遠目で見ると、引き手がないように見えますが・・・

引き戸端の木製部分に、上から下まで凹状に切り欠くことで、
デザイン性を高めつつ、引き手の役目も果たしています。

こちらは2Fにあるバスルーム。

玄関ドアと同じくユニオンの製品です。
材質はステンレスで、キッチンのワークトップなどにも採用される、『ヘアライン仕上げ』となっています。
カタログでは「HL」と表記されることが多く、髪の毛のように細かいラインが直線的に研磨された仕上げで
指紋や手の脂が目立ち難い仕上げです。

こちらは1Fの事務所棟にあるトイレのドアハンドルです。

こちらも『ユニオン』製で、材質は亜鉛ダイキャスト、メッキ仕上げです。

見た目も流れるように柔らかなフォルムですが、
握り心地も手のひらにぴったりと吸い付くようにフィットします。

室内ドアのハンドルは、新築はもちろんリフォームでもその部分だけを取替えることが
できるので、空間の雰囲気と調和するものへの交換をおススメします。

ただし、取替える際はちょっと注意が必要です。

既存ドアのハンドル部分に開けられた孔の直径やドアの厚みが許容値内かを確認する必要があります。
また「バックセット」と呼ばれる、孔の中心からドア端までの寸法にも注意が必要です。

最近では、輸入品のおしゃれなドアハンドルを置いている店も見かけます。
デザインと同時に、各部のサイズも確認をお忘れなく。

「小さなパーツ」の取っ手やドアハンドルですが、
専用のメーカーカタログを見ていると、様々なデザインの商品が目に留まり、
飽きることがありません。（私だけでしょうか？）

『自分の家ならどんなのを選ぶかな？』

大掛かりな工事も不要で、自分でも取り替え可能なドアハンドル。
新築やリフォームをお考えの方やDIYを楽しみたい方の参考になれば幸いです。

 ※RCギャラリー西宮に関するブログはこちら
※RCギャラリー西宮 「モデルハウスのご案内」は こちら

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