おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
皆様、こんにちは。
RCギャラリースタッフの吉川です。
冬季オリンピックの盛り上がりと共に2月が去り
厳しい寒さも日に日に和らいできました。
三寒四温(さんかんしおん)
春先の今の気候はまさにこの言葉通りだと思うのですが、
調べてみると、本来の意味とは少し違うようです。
この言葉、もともとは中国北東部や朝鮮半島におけることわざで、
冬季に寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるというように
7日周期で寒暖が繰り返される現象だそうです。日本では太平洋高気圧の影響も受けるので、
大陸ほど三寒四温がはっきりと現れることはないそうです。
今回は繊維系床材の「カーペット」を取り上げてみます。
室内床材の定番といえば、今や「フローリング」。
足触りのいい無垢材をはじめ、抗菌やノンワックス、耐キャスター対応のものなど
さまざまな商品があり、住宅用として使われています。
一方、「カーペット」は少数派。
最近では新築住宅において採用される方は本当に少なくなりました。
おそらくお手入れの大変さや衛生面から敬遠されたと推測します。
私たちのモデルハウス「RCギャラリー西宮」では、2階の夫婦寝室床に使用しています。
モデルハウスでも1階のLDKをはじめ、ホールや廊下など、ほとんどの部位がフローリング貼なのですが、
この夫婦寝室に足を踏み入れると、ホッと落ち着くんです。
ホテルの客室ように足元がフカフカして気持ちいいですし、他の部屋と「静けさ」が違います。
柔らかい素材のカーペットは遮音性にも優れ、音や衝撃を吸収するのでリラックスしたい寝室に向いています。
カーペットと遮光カーテンと組み合わせると、静かでぐっすりと眠れるお部屋になるのでおススメです。
こちらはカーペットの定番メーカーの「東リ」と「サンゲツ」のサンプルブック。
豊富なデザインからお選びいただけます。
“東リ カタログより引用”
床材はその空間のイメージを印象付ける材料です。
実際の打合せでは、サンプルブックで気に入ったデザインのものは、
大きなカットサンプルを取り寄せて確認していただきます。
ところで・・・
「カーペットって、ダニやホコリが心配」
そんな方も多いのでは?
「カーペットは良いのだけど、ホコリが気になるのでやっぱりフローリングにします」
何かと毎日忙しい奥様から、よくお聞きする言葉です。
でも・・・
実は、これ誤解なんです!
カーペットメーカーもこうした誤解を解こうと、
ホームページやカタログに詳細を記載しています。
“東リ カタログより引用”
カーペットのパイル糸がハウスダストをしっかりと取り込み、
ホコリが空中に舞い上がるのを防ぐので、むしろフローリングよりも、
ホコリの舞い上がりは少ないそうです。
モデルハウスは毎朝スタッフ全員で隅々まで掃除しています。
私の担当は室内の掃除機。毎朝、主寝室のカーペットに掃除機をかけています。
そこで感じるのは掃除機の高性能化。
最近の掃除機であれば、カーペットのホコリをしっかりと吸い込んでくれますので大丈夫です。
気になる価格ですが、素材や毛足の長さ、模様によって異なり、
実売価格で㎡あたり数千円のものから、一万円を超える高級品までさまざまです。(別に施工費が必要)
これに別途下地のフェルト材やグリッパー、施工費が必要です。
フローリングについても、普及帯のものは㎡あたり数千円、銘木無垢フローリングなら一万円前後するので、
モノにもよりますが、イメージ的にはそんなにコストは変わらないと思います。
忙しい現代人には、快適な睡眠がとても大切だと何かで聞きました。
あなたの寝室の床に「カーペット」はいかがでしょうか?
心も身体も安らぐ空間になることに違いありません。
兵庫・大阪で建てる高品質&デザインRC注文住宅。
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