2018.05.28

苦楽園のRC住宅 現場リポート・・・最上階のコンクリートを打設しました

おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは、RCギャラリースタッフの松井です。

一年のうち、現場監督が工程管理に頭を悩ませる梅雨の時期が近づいてまいりました。
梅雨までに外廻りの工事を済ませておけば、後は工程管理がスムーズになります。

そんな中、苦楽園で施工中のビルトインガレージのあるRC住宅は
先日最上階のコンクリート打設を完了しました。

苦楽園で施工中のビルトインガレージのあるRC住宅

 

外壁部分はすでに型枠も外され、1階のガレージ部分はポスト(支柱)も無くなっています。

外壁部分はすでに脱型

 

こちらはガレージ内部から天井を見上げた画像です。

こちらはガレージ内部から天井を見上げた画像

奥の一部天井が下がっている箇所は、2階に設けられた浴室の床スラブになります。

奥の一部天井が下がっている箇所は、2階に設けられた浴室の床スラブ

洗面室と浴室との床をバリアフリーにするため、こうして床スラブを下げて配管スペースをとっています。

 

2階部分もポスト(支柱)は外されています。
中央には「バイオエタノール暖炉」を壁付けするコンクリート打ちっ放し壁が見えます。

中央には「バイオエタノール暖炉」を壁付けするコンクリート打ちっ放し壁

 

天井を見上げると、周囲にオレンジ色が見えます。

天井を見上げると、周囲にオレンジ色が見えます

これは熱橋用の断熱材となります。

熱橋画像

床スラブを伝わって建物内に入る外気熱を防ぐために施工します。

梅雨前に打設が完了し、ひとまず安心しています。
RC造の場合、コンクリート躯体を打設し終えるまでの工程は天候に大きく左右されます。
仮住まいのこともあって、特に建替えの場合は出来るだけ工期を短縮するように
取組みますが、「天候次第」ということもあって、予定通りに進まないこともあります。

苦楽園のRC住宅は当初の工程通り、ここまで順調に進んでいます。
まだ外部の工事は残っていますが、この後も長雨がないように祈るばかりです。

※前回の記事はこちらから→ 苦楽園のRC住宅 現場リポート・・・2階のコンクリートを打設しました
※続きはこちらから→「苦楽園の家」 完成しました


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