こんにちは。RC設計部の大久保です。

先日、私たちにとっても、お客様にとっても大切な
契約書や設計図面、工事写真を保管する倉庫が完成しました。

鉄骨造2階建の建物。一階は駐車場と資材置場、二階が品質管理文書保管倉庫になります。

今日はRCも木造も設計部の若手社員揃って、覚悟？の引越しです。

今でこそ設計図はCADで描きますし、工事写真もデジタルカメラで撮影するので
電子媒体でコンパクトに保存できるのですが、十数年前は図面も手描き、写真もプリントですから、
一軒の家が完成すると大量の文書となります。マンションや店舗ならその何倍もの量です。

三和建設では、品質管理規定に基づいて、これらの文書は建物がある限り
永年保管としているのです。

新しい倉庫とこれまでの倉庫は隣同士。でも一階から二階なんですね。
大量の品質管理文書を人海戦術で移動していきます。
みんな明日は間違いなく筋肉痛でしょう。

私の入社した1997年当時、三和建設は住宅供給公社の特定優良賃貸住宅（略して特優賃と呼んでいます）を
多く建築していました。当時は私も鉄筋コンクリート造を覚えるために、現場に出ていました。
当時の図面が出てきて、ついつい懐かしく、見入ってしまいます。

二階の保管棚のスチールラックには、竣工年別に貼り紙がされています。
お客様から問い合わせがあればすぐに取り出せるように、整理して並べます。

二階の床面積は約63坪。126畳のフロアにスチールラックが一杯です。
この先しばらくは保管場所に困らないはずです。

将来のアフターメンテナンスや、リフォームの時には必ず必要になるものですから、
三和建設では大切に保管しているのです。

前回の記事はこちらから→文書保管倉庫〜建て方編