皆さん、こんにちは。現場監督の田浦です。

今日は、私が担当する宝塚山手のＯ様邸の様子をお伝えします。

Ｏ様邸はビルトインガレージとスキップフロア、そして屋上がある鉄筋コンクリート住宅です。

現場監督の仕事のひとつに、設計者の意図をカタチにするため、「施工図」の作成があります。
複雑な納まりの多いＯ様邸は作成するのにかなり時間を要しました。

↓これが施工図

この施工図に基づいて現場は動きますので、間違いは許されません。
細部まで入念に納まりを考えながら作成しました。

そして・・・

本日は最上階のペントハウスのコンクリート打設の日。
天候にも恵まれ、朝からの作業は、お昼前には無事完了しました。

これで、基礎から始まったコンクリート工事は全て完了です。
鉄筋コンクリート住宅の現場管理者としては、ホッとする瞬間です。

下の写真は屋上からのスナップ。

一般の二階建の建物からは見ることのできない風景が広がっています。
夜景はさぞかし素晴らしいことでしょう。

一階部分はコンクリートが固まり、すでに型枠を解体しています。
正面の段差はスキップフロアの段差。ここに６段の階段を設けます。

当社のコンクリート住宅は断熱効果を高めるために、断熱材とコンクリートが
密着して一体となるよう、型枠の内側に断熱材をセットしてコンクリートを流し込んでいます。
薄い緑色に見えるのが打ち込んだ断熱材です。

現場はこれから仕上げ工事に移ります。
9月とは言え暑い日が続きますが、気を緩めずに、Ｏ様ご家族の期待に応えられるよう、
安全第一で取り組みます。

※前回の記事はこちらから→コンクリート打設の日
※続きはこちらから→ＲＣ住宅の上棟式