おかげさまで創業57年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

今年は秋が短くて、11月になると急に寒くなる･･･と聞いていたのですが、
思ったよりも過ごしやすく、暖かな日が続いていますね。
次の雨を境に今度こそ寒くなるのでしょうか･･･？
街を見渡すと、コートを着ていない人、ダウンジャケットを着ている人など、さまざま。
上手に服装を調節して、急な寒さで体調を崩さないように気を付けたいものですね。

本日は10/15（土）～10/23（日）に開催いたしました、
今年2回目のRC（鉄筋コンクリート）住宅の構造見学会についてご報告いたします。

RC住宅の構造見学会は、構造躯体が完成し内装外装を仕上げる一歩手前のタイミングで開催
されますので、完成してからでは確認することができない状態をご覧いただける貴重な機会
となりました。
今回ご参加が叶わなかった皆さまに少しでも現場の状況がお伝えできたらと思っています。

こちらは建物正面。
全体的にまだ足場に隠れておりますが、車２台が収容できる間口約6mほどの堀込ガレージです。
こちらの土地は道路との高低差が3m近くあり、設計GL（グランドライン）から見ると、
道路に面するガレージ部分は地階にあたります。
高低差を活かした掘込ガレージの床と道路面はフラットで、スムースに車の出し入れすることが可能です。

ガレージの隣には玄関ホールが配置されています。
左の写真は玄関ホールから上部の吹き抜けを見上げたところ、
右の写真は１階から玄関ホールを見下ろしたところです。
吹き抜けに設けた開口部から階下へ光が注ぎ、暗くなりがちな玄関ホールを明るく照らします。

写真正面のRC壁はクロスを貼らずにコンクリート打ち放し仕上げとなり、
室内のアクセント壁として存在感を発揮します。

LDKとフラットにつながる広く開放的なプライベートテラス。
大きな開口部から望む景観を想像すると、完成が非常に楽しみです。

プライベートテラスの目隠し壁としての役割を果たす高さ2ｍのコンクリートの壁。
道路側からの視線を気にすることなく、お庭でのびのびと過ごすことが出来ます。

全体工期の約60％の期間をかけて造り上げるコンクリート躯体は、
お施主様へ安全と安心をご提供する為に、専属の現場監督と職方が精魂込めて造り上げております。
今回の構造見学会へご参加された方々からは、
「実物のコンクリート構造体には頑丈さや力強さを感じます。」とのお声を頂きました。
やはり実物を体感すると、構造体の大きさや寸法、壁の厚みや空間の大きさに圧倒されるご様子で、
ぜひ完成見学会にも参加して、この構造躯体がどのような仕上がりになるのか、
実際に体感してみたいと期待の声が寄せられました。

RCギャラリー西宮では、モデルハウスはもとより、建設中の建物につきましても、
お施主様の了承を得て、出し惜しみなく公開させていただいております。
次回の完成見学会は来年2月に開催予定です。詳細はこちらのブログでお知らせしてまいります。
鉄筋コンクリート住宅やデザイン住宅にご興味をお持ちの皆さま、
次回の完成見学会のご参加をお待ちしております！