おかげさまで創業59年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
週末、日中は穏やかな春の陽気に包まれましたが、休み明けの月曜日からは再び冬の空気に逆戻り
となりました。数日ごと、朝晩ごとに寒暖差が大きいので、しばらくは春のコートと冬のコートを
使い分けながら過ごすこととなりそうです。
この時期、気温の変化とともに気になるのは桜の開花予想ですが、近畿地方の桜の開花は平年並か
平年よりやや早まるとのこと。神戸や大阪では3/25~3/27頃から開花なのだそう。今年のお花見は
少し早めに計画した方がいいかもしれませんね。
さて、本日は壁紙の補修に使用するコーキング材についてお届けしたいと思います。
一般的によく使用される壁紙の巾は920㎜のものが多いので、室内に貼っていく時は
壁紙の巾ごとに継ぎ足しながら貼っていきます。
新築やリフォームの引き渡しから数年経つと、経年変化でどうしてもクロスが縮んだり、
湿気や乾燥で下地が伸縮したりして、継ぎ目の部分に隙間ができてしまいます。
この隙間の補修に使われるのがコーキング材です。
ホワイト系やアイボリー系の壁紙なら、ホームセンターでも購入できる同系色のコーキング材で
対応できますが、おしゃれなアクセントクロスなどは色の種類も多く、ホワイトやアイボリーの
コーキングでは対応できないというケースも多々あります。
こんな時、プロの職人さんは現場で調色しながら、近しい色のコーキング材を作ります。
また、コーキング材は乾くと色が濃くなるので、その点も計算しながら調色してゆきます。
実は最近、自宅のアクセントクロスの隙間が気になり、合う色のコーキング材についていろいろと
調べていくと、サンゲツの「カラーコーク」という商品を見つけました。
色の種類が36色もあって、バリエーションに富んでいます。
サンゲツ ベンリダインカタログより引用
ただ、「この中のどの色を選べばいいのか・・・?」と思っていたところ、
同じくサンゲツさんの「SP」という商品のサンプル帳に「おすすめカラーコーク」の記載があり、
近しい色のカラーコークの品番が載っていました。
サンプル帳はサンゲツさんのHPにてデジタルカタログでも見ることができます。
※モニター上で見る色は実際の色と差異がありますので、補修したいクロスと近いと思われる色の
クロスを探してサンプルを請求し、そのサンプルで実際の色味を確認した方がいいかと思います。
ここまでわかれば、あとは補修したいクロスと見比べながら、一番近い色を探すことができます。
乾いたら濃くなる・・・ということも踏まえて選ぶといいかもしれません。
ただし、クロスとぴったり同じ色はなかなか難しく、あくまで「近い色」の選択となりますので、
ご注意くださいね。
DIYが得意で自分でやってみたい方、少々失敗しても気にならない・・・という方にはコーキング材を
選ぶ際の参考になればと思います。やはりプロの方にお願いしたい・・・という方は業者さんとの
打合せの際にお尋ねしたり、お伝えしたりしてみるのもいいかと思います。
参考になりましたら幸いです。
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