おかげさまで創業59年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

RCギャラリースタッフの松井です。

只今、大阪市内で鉄骨造5階建ての事務所ビルを建設しています。
現場では、杭工事を行っていましたので写真を撮ってきました。

こちらは「鋼管杭」といって、鋼板を円形の筒状にしたものを使用する方法です。

今回は、株式会社三誠さんのG－ECSパイルという鋼管杭で行っています。

先の部分が羽根状になっており回転させながら、土地の中に貫入させて
支持層まで到達させます。

杭工事は事前のボーリング調査と構造設計に基づいて行います。
建物の総重量や支持層の深さ、土質によって、
鋼管杭や柱状改良などの基礎補強工事の工法などが決められます。

今回は、深さ約8ｍにある支持層に届かせるように約4ｍの上杭と下杭を
つないで施工しています。

特殊基礎工事は、完成してしまえば目には見えない部分ですが、
建物の耐震を担う非常に大切な部分ですので建築工事の基礎となる重要な工事になります。