2024.05.27

施行中の現場を廻ってきました~RC造・S造~

おかげさまで創業59年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

RCギャラリースタッフの松井です。

先日、現在工事中(令和6年5月25日時点)の各現場を見学に行ってきました。
この日は清々しい五月晴れで、まさに現場廻り日和。
それぞれの現場で進捗状況を写真に撮って来ました。

まずは、西宮市越水町にある西宮展示場から車で約10分かからないくらいの場所で建築中の
RC造3階建、賃貸併用住宅の現場です。

施行中の現場を廻ってきました~RC造3階建、賃貸併用住宅①

基礎工事が完了し、これから1階の壁と天井を造っていきます。
鉄筋コンクリートの工事では1階の壁と天井(=2階の床)を同時にコンクリート打設していきます。

施行中の現場を廻ってきました~RC造3階建、賃貸併用住宅②

この日は基礎のコンクリート打設後の養生期間でした。
コンクリート打設後はできるだけ気温が安定している方が望ましく、
特に今の時期は雨が降ると気温が下がるので、晴天で気温が安定した良い養生期間になったと思います。

続きましては、宝塚市で建築中の鉄骨造4階建、テナントビルの現場です。

施行中の現場を廻ってきました~鉄骨造4階建、テナントビル①

この日は、捨てコンクリートを打設中でした。
捨てコンクリートとは、基礎下の地盤や地中梁の下に流し込むコンクリートのことで
厚みは5cm程度が一般的です。
捨てコンクリートは強度を求めるものではありません。
その目的は、墨出しや高さの基準出し、型枠や配筋の下地のために行います。

左)捨てコンクリート墨出しイメージ 右)布基礎の捨てコンクリートイメージ
左)捨てコンクリート墨出しイメージ 右)布基礎の捨てコンクリートイメージ
施行中の現場を廻ってきました~鉄骨造4階建、テナントビル②

ブルーシートに覆われているのは、基礎コンクリートを打つ部分を掘り下げた際に出た土の山で、
捨てコンクリートはこの山のまわりに打ちます。
捨てコンクリートの上に基礎が完成したらその間に土を埋め戻すので、そのまま残しておく方が
効率的なのです。それまで土が雨で崩れないようブルーシートをかけて保管しておきます。

次は、西宮市の甲子園近くで施工中のRC造3階建、賃貸マンションです。

施行中の現場を廻ってきました~RC造3階建、賃貸マンション①

こちらは、既に最上階のコンクリート打設も完了し、型枠も外れています。
現在はコンクリート打放し壁を補修して仕上げているところです。

施行中の現場を廻ってきました~RC造3階建、賃貸マンション②
施行中の現場を廻ってきました~RC造3階建、賃貸マンション③

外壁の仕上げと並行して内部施工の真っ最中で、サッシの取り付けや配管、配線が進んでいる状態です。
この後、内部造作工事にて壁が造られ、配管や配線が隠れ、より部屋らしくなっていきます。

日中は夏日となる日も増えてきました。
天候によらず、日々作業を担っている現場担当の方にはいつも頭が下がります。
これからますます暑い中での工事となりますが、完成まで引き続きどうぞよろしくお願いいたします。


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