2012.10.14

気になる地震 その④ ~ 震災の帯

1995年の阪神大震災の震源地は淡路島の北東の海域でした。
震源地から離れた六甲山地の南側、神戸須磨区あたりから西宮市までの約20Km
の帯状の地域で震度7の激しい揺れが記録されました。
軟弱地盤が広がるこの地域は、「震災の帯」と呼ばれています。

震源地から離れているにもかかわらず、震度7の揺れが記録されたのには、
このエリアの地下構造にあるとのこと。
六甲山地の堅い岩盤と平野部の柔らかい堆積層を伝わった地震の波が重なって
強い揺れが発生したようです。

三和建設では、震災後の数年間、住宅供給公社様の特定優良賃貸住宅や震災復興の
優良建築物等整備事業などでマンション建築を数多く手掛けており、鉄筋コンクリートに
関する技術や経験がたくさん蓄積された時期でもありました。


この時のノウハウをもとに、その後本格的に鉄筋コンクリートの住宅を手掛けることになりました。

阪神大震災や新潟中越地震など、大きな地震が起きるたび、住宅も倒壊や損傷などの
多くの被害を受けてきました。
しかし、その中でも、鉄筋コンクリート(壁式鉄筋コンクリート)造の家は、
「今まで一度も倒壊したことがない」
という実績があります。

下の地図は三和建設がこれまでに建築した鉄筋コンクリート住宅(店舗やマンション、木造住宅
は除いています)をプロットしたもの。

地元の宝塚市内がやはり多いのですが、「震災の帯」の中にある神戸市灘区や東灘区、西宮市からも
多くのお問い合わせをいただいております。

阪神間に住む者にとって、忘れたくても忘れられない「1.17」
昨日までの街並が、早朝、あまりにも無惨な姿に変わり果ててしまいました。

三和建設で、実際に数多くの工法の中からコンクリート住宅を選ばれた方の最大の理由は、
やはり「優れた耐震性」なのです。

※前回の記事はこちらから→気になる地震 その③ ~ 阪神間の軟弱地盤
※続きはこちらから→揺れやすい地盤を調べるサイト

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