こんにちは。監督の井上です。
神戸元町マンションの建築現場は、当初の工程表通り、順調に進んでいます。
上は私の作成した「ネットワーク工程表」
工程表とは、工事がいつ始まり、いつ終わるのかの工事日程を表したスケジュール表のことです。
「無駄なくむらなく工事をスピーディに工期に間に合わせる」
という現場監督の使命の元には、この工程表はかかすことができません。
1階の壁の配筋が終わり、型枠を組んだ後、2階のコンクリートの床(床スラブと呼びます)
の配筋をおこないます。
鉄筋の下に見える薄い緑色の板は断熱材。先に敷きつめておくことで、
流し込んだコンクリートをと密着して一体となり、高い断熱性能を発揮します。
オレンジの配管は、後で電気の配線を入れるための先行配管です。
鉄筋の径や間隔が間違いないか、自主検査や設計監理者の検査を経た後、
いよいよコンクリートの打設です。
今回は、1階の壁と2階の床のコンクリートを打設します。
神戸元町駅の繁華街に近い場所での工事なので、安全対策に細心の注意を払います。
コンクリート打設作業は打ちっ放しの仕上がり面に影響するので手際よく進めます。
ポンプ車から送られてくるコンクリートのホースの筒先を持つ者や同じ厚みになるよう
均す者、コンクリートを振動で型枠の隅々まで送るようバイブレーターを使う者など、
事前に役割を決めて、作業をおこないます。
こうして無事コンクリート打設は完了しました。
写真は左官職人が、表面を平滑にしているところです。
コンクリート打設においては、いつも目一杯のことをやっているのですが、
やはり、型枠が外れるまでは仕上がりが気になります。
そして・・・
1階のコンクリート部分について所定の設計強度が確認できたので、型枠をばらしました。
綺麗なコンクリートの打ちっ放しの肌が現れ、監督としてはホッと一安心です。
これからますます気温が下がってきます。
最上階5階のコンクリート打設は1月末の予定です。
年末年始、近隣や通行人、作業員の安全を第一に工事をおこなってまいります。
※前回の記事はこちらから→神戸元町マンション建築中 ~1階床・壁工事
※続きはこちらから→神戸元町マンション建築中 ~コンクリート受け入れ検査
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