2013.02.22

もうすぐISO更新審査です。

こんにちは、営業の伊藤です。

立春からすでに2週間を過ぎましたが
まだまだ寒い日が続きます。

とうとう先日、社内で第一号のインフルエンザ患者が発生しました!
どうぞ皆さん、手洗いとうがいの励行をお忘れなく。

もう1週間もすると、3月。
3月になると、弊社ではISO9001の更新審査があります。

ところで、ISOってご存じですか?

ISO(アイエスオー)とは、
国際標準化機構(International Organization for Standardization)の略称です。

で、ISO9001とは?

どの会社も、「経営目標」を達成するためさまざまな活動をおこなっています。
たとえば、「顧客を増やす」「より高い品質を目指す」「クレームを減らす」などです。
そして企業活動では、誰が、いつ、どのようにおこなうかについて、
「責任と権限」「ルール」「やり方」などがあらかじめ決められているはずです。

職種や規模など、会社ごとにこの「仕組み」はもちろん異なります。
これら異なる経営管理の「仕組み」(マネジメントシステム)の標準化のために
考えられたのが「マネジメントシステム規格」なのです。

ISOでは、品質(ISO9001)、環境(ISO14001)、情報セキュリティ(ISO27001)
などの分野でマネジメントシステム規格を提供しています。

ISO 9001は、製品やサービスの品質保証を通じて、
「顧客満足向上」と「品質マネジメントシステム」の継続的な改善を実現する国際規格です。

三和建設では、より高い顧客満足と品質を高めるために、他社に先駆けて
2000年3月に品質(ISO9001)の認証を得ました。

当社では、お客様へ提供する住宅や建物の品質、サービスの向上を図るために、
品質マニュアルを作成し、「顧客満足」と「品質向上」に関わる方針を展開しています。

で、一例をあげると・・・

注文住宅の場合なら、お客様の家への想いは十人十色。
それぞれに異なる「要求事項」も、品質を高めるために、漏らすことはできません。
三和建設では、3枚複写の打合議事録用紙に打合の記録を残しています。

大抵は営業担当が記録を残すことが多いので、責任重大です。
打合が終了した後には、お客様にも確認していただいて、署名を頂戴し、
お客様にもお渡ししています。またこの議事録は関係する部署やスタッフ
にも回覧され、周知がなされます。
突然お客様からお電話で変更のご要望があった際にも、私たちは必ず議事録
を作成し、「ついうっかり・・・」を無くす取り組みをおこなっています。

また、継続的な改善の一例では、お引き渡し後の3ヶ月と1年目にお客様アンケートを
お願いしていて、各項目について率直なご意見いただいています。
機器の使い勝手や、担当者の対応、会社の店構えや広告物にいたるまで、
あらゆる項目についてABCDの4段階で採点いただくのです。
一生懸命に取り組んだ住宅ですから、担当者の励みにもなっています。
実際にこのアンケートから、次の仕様改訂やショールームの改装につながったケースもあります。

今回の更新審査では、過去3年間にさかのぼって、ISOの品質マネジメントシステムが
運用されているかの審査を受けます。もちろん、重大な不適合なら「認証取り消し」もあり得ます。

「ISO」は認証取得するよりも、その後の運用や管理が大変だと良く言われます。
ISO 9001の審査を受けることで、会社は運用している品質マネジメントシステムの効果を高めることができ、
社内システム改善の“気づき”の機会を得ることができます。


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