おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 
 
こんにちは。営業の松井です。
ほんとうに毎日暑い日が続いています。
良く食べて、良く眠って、夏バテしないように努めたいものです。

さて、私の担当する掘り込みガレージ付の木造住宅。
その①、その②で、掘り込みガレージの工事中の様子をお伝えしました。

既存のガレージを撤去し、新たに鉄筋コンクリートで二台分の掘り込みガレージと
屋外階段を造った後、その上に木造二階建て住宅を建築しています。

現在は上棟も終え、内外部の造作工事中です。

完成した掘り込みガレージ。

道路と宅地の高低差が3Ｍもあって、敷地間口内で屋外階段とガレージの配置
を決定するのに時間を要しました。

ちなみに着手前はこうでした。

元のガレージは一台分で、天井高さも低く、内部の鉄筋コンクリートの
傷みもかなり進んでいました。

鉄筋に対する「かぶり厚」が不足していて、錆びが進みコンクリートが
剥がれ落ちていました。

1960年代当時はまだコンクリートの品質管理も今ほど徹底されていない時代。
品質に大きく影響するので、現在では使用する砂も塩分量が定められているのですが、
当時は当たり前のように「海砂」が使用されていたようです。
塩分量が多いコンクリートでは中の鉄筋が早く錆びてしまい、膨張して写真のように
コンクリートが剥がれ落ちてしまうのです。

「鉄筋コンクリートのことなら三和建設」
阪神間でそう呼んでいただけるように、頑張っています！
    
    
※前回の記事はこちらから→掘り込みガレージ造ってます!その②