おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。    
  
  
こんにちは。監督の小林です。

コンクリート躯体の「熱橋」部分の断熱施工（→こちら）を終えた後、
内部の下地造作工事の様子をお伝えします。

三和建設の鉄筋コンクリート住宅は、「長期優良住宅」仕様が基本です。

「長期優良住宅」とは・・・

「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」（平成21年6月4日施行）は
住宅を長期にわたり使用することにより、住宅の解体や除却に伴う廃棄物の排出
を抑制し、環境への負荷を低減するとともに、建替えに係る費用の削減によって
国民の住宅に対する負担を軽減し、より豊かで、より優しい暮らしへの転換を図る
ことを目的としています。

「長期優良住宅」に必要な条件として、「劣化対策」「耐震性」「省エネルギー性」
など９項目の認定基準があります。

もともと耐震性や耐久性に優れた鉄筋コンクリート住宅は、特別な対策をしなくても
ほとんどの項目をクリアできるのですが、「維持管理・更新の容易性」の項目は、
将来を見据えた配慮が必要です。

「仁川の家」では２階にお風呂や洗面所、キッチンを設けています。
将来の水道配管や汚水配管のトラブルに容易に対応できるような配慮がなされて
いるのです。

洗面室は、設計段階で床を一段下げていて、床組みをすることで
コンクリートの床上に設備配管スペースを設けています。

洗面やトイレなどの水まわりがない部屋では、コンクリート床上に
断熱複合ボードを施工しています。

耐久性に優れた鉄筋コンクリート住宅では、将来を見据えると
建物本体よりも設備機器や配管が先にメンテナンスが必要になってきます。

せっかく手間をかけて造ったポテンシャルの高い鉄筋コンクリートの家。

この先何十年も末永くお住まいいただくためには欠かせない配慮なのです。
    
 
※前回の記事はこちらから→ 仁川の家 ～「熱橋」断熱へのこだわり
※続きはこちらから→仁川の家 ～デザインＲＣ住宅が完成！
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「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をＲＣ住宅で叶える。
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