地震時、建物の揺れが増幅される「共振現象」

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

西宮展示場スタッフの松井です。
九州・熊本地震により被害を受けられました皆さまに心からお見舞い申し上げます。

何度何度も繰り返し発生する余震に、現地で避難されている方は
常に不安を抱えている状況だとお察しします。
心安らぐ時が一刻も早くやってくることを祈るばかりです。

 

 

今回の地震では、本震だと思われたM6.5、震度7の余震の後に、
M7.3、震度6強の激しい揺れが襲いました。

結局この激しい揺れが「本震」であり、その後数日経っても震度5や6といった揺れが続き
建物は何度も繰り返し揺らされました。

日本では大きな地震が起こる毎に建築基準法や関連法令が改正されて、
建物の耐震性能は今日まで向上してきました。

ただし、新築の時はとても丈夫だった建物も、何度か揺さぶられると少しずつ損傷が重なります。
当初の設計で見込んでいた耐震性能が発揮されなくなり、倒壊に至るケースもあります。

今回の地震による家屋被害を見ると、まさにこれかなと感じました。

 

 

先日、とある特殊基礎会社(杭工事)の方と打合せた際、
「地震」の際に建物の揺れが大きくなる現象として “共振”という言葉を教えていただきました。

 

なんでも、地震時に建物の振動に合わせたリズムと同じリズムで地盤が揺れると、
建物の揺れが増幅されるのだそうです。この現象を「共振現象」と言います。


共振現象 図解


よく理解していない私の表情を察して、ブランコを例に分かりやすく説明していただきました。

ブランコに乗っている人の背中を、ブランコが揺れるリズムに合わせて押していると
どんどん揺れが大きくなります。


共振現象 例ブランコ


ブランコを例に挙げましたが、建物も地震や台風のような外力によって揺れます。
建物の場合は「高さ」「重さ」「固さ」などでその揺れるリズム(=一回揺れる時間)が決まります。
このリズムはその物体が固有に持っている揺れの周期なので「固有周期」と呼ばれます。

固有周期は高い建物ほど長くなり、 鉄筋コンクリートの建物の場合では、
建物高さ(m)×2%= 固有周期(秒)で概算できます。


参考までに10階建て程度の建物では、固有周期は約0.6~0.8秒なので、
一般的な地震で大きな加速度成分をもつ周期と「共振」して被害が拡大することがあるそうです。


10階建て程度の建物では、固有周期は約0.6∼0.8秒


ちなみに現行の耐震基準では、こうした共振時にも
建物が崩壊や倒壊に至らないような設計強度が定められています。

 

 

話を聞くと、ビルやマンションのような高層の建物だけが「共振」現象によって
「揺れ」が大きくなるのかと思いきや、同じ強さの地震波であっても、
揺れの周期の違いで被害を受けやすい建物が変わってくるとのことでした。


共振現象 イメージ


短い周期の地震なら、低層の戸建て住宅の揺れが増強して被害が出やすく
高層ビルはそれほど影響を受けないこともあるようです。


この日、「共振」について丁寧に教えていただいた会社は
「共振」を抑える「免震」性能を持った杭工法を開発されています。

地震に備える工法として、これから採用するケースも増えそうです。


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地震。建築業界に従事する私たちがやるべきこと

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

熊本県熊本地方で4月14日午後9時すぎに発生した震度7の地震に続き、
16日午前1時25分ごろにも震度6強の揺れが観測されました。

亡くなられた方も多く、がけ崩れや家屋の倒壊など大きな被害も出ています。

あらためて今回の地震で被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。


熊本県熊本地方地震 記事

(日本経済新聞4/15夕刊記事より)

 

 

気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.3(暫定値)と推定され、
この数字は1995年に発生した阪神淡路大震災級とのこと。

「阪神淡路大震災」と聞いて、今回の地震の揺れがどれほど大きくて激しく恐ろしいものだったのか、
阪神間に住む私たちには容易に察することができます。


マグニチュード 表

 


今回は九州地方での地震でしたが、関西エリアの方は「南海トラフ巨大地震」のこともあり、
こうした災害に無関心ではいられません。

南海トラフ巨大地震は「いつ起こっても不思議でない」といわれています。
その理由を調べてみました。

過去に発生した地震を見ると、南海トラフの3つの震源域、南海・東南海・東海地震震源域で
約100~150年の間隔でマグニチュード(M)8前後の地震が繰り返し発生しています。


南海トラフの3つの震源域、南海・東南海・東海地震震源域

 

ところが、1854年の安政東海地震(M8.4)以降、3つの震源域が連動する地震は起きておらず、
東海地震震源域においては162年間、地震が発生していません。

2011年の東日本大震災を受け、国は1000年に1度の「考えうる最大級」を対象に、
巨大地震による被害想定の見直しに着手しました。

その結果、南海トラフ巨大地震はM9.1、死者数は最大で32~33万人と想定されています。
そのうち、建物の倒壊や火災による死者数は約9万人となっています。


今、建築業界に携わっている私たちがするべきことは、
「地震によって“凶器に変貌しない建物”」
を創り続けることだと思っています。


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あれから5年・・・私たちにできること

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

明日は3月11日。

5年前、仙台市の東方沖70kmの太平洋の海底を震源とする
マグニチュード9.0の大地震が発生しました。

直後に青森県から千葉県までの太平洋沿岸を中心に大津波が襲い、
たくさんの尊い命が犠牲になりました。

調べてみると今日現在で、この震災の人的被害は
死者15894名、行方不明者2561名、負傷者6152名
とのことです。

あらためて、震災で亡くなられた方々のご冥福と、
被災された方々に一日も早く心安らぐ日が来ることをお祈りします。

震災により、原子力発電の安全神話は崩壊し、直後には東日本を中心に電力不足となり、
電力をはじめとするエネルギーの確保は現実的な問題としてみんなが認識し始めました。

5年の間、住宅業界における省エネルギー化は、「補助金」という国の後押しもあって
加速度を増して進んできました。

「省エネ」「創エネ」「ゼロエネ」

最近では万一の災害時に、「一時的にでもエネルギーを確保できる家」という考え方も生まれています。
大手ハウスメーカーは「これからの住まい」と位置づけて、購入者に勧めています。
ただし現状では大幅にコストがかかることから、ハイブリッド車のように一般に普及するには
まだしばらくかかりそうです。


震災の日を迎えると、阪神間に住む私たちがやはり気になるのは「南海トラフ巨大地震」です。


南海トラフ巨大地震被害想定 記事
※2013年5月の日本経済新聞記事より


内閣府公表の被害想定を見ると、地震の規模や津波の高さも東日本大震災を上回っています。
そして想定死者数は32万人。16000人弱の東日本大震災とのあまりの違いに驚くばかりです。

想定死者数約32万人の内訳をみると、火災が1万人、建物倒壊が8万2000人、津波が23万人でした。
20mや30m級の津波被害は「早期に逃げる」しかなさそうですが、
建物倒壊の8万2000人は、住宅の耐震化率を現在の79%から100%に引き上げた場合には、
2割弱の1万5000人にまで減らすことができるとの試算もありました。

 

 

宮城県南三陸 被害を受けた鉄筋コンクリート住宅


上の写真は、宮城県南三陸で高さ16Mの津波による被害を受けた鉄筋コンクリート住宅です。

壊滅的な津波の被害を受けた南三陸地域で、一輪郭を残すのはこの一棟だけです。
窓や手摺は津波で破壊され奪い去られていますが、構造体はそのまま残っています。

「住まいとは、人の生命と財産を守るもの」

住まいを選ぶには、省エネ性能やデザイン、コストも重要なことですが、
住宅建築に携わる私たちにとっては、原点ともいえる言葉だと思うのです。



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あの日を忘れない・・・1995.1.17

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

「1.17」

今日は阪神間に住む者にとって、忘れられない、忘れてはならない日です。
21年目を迎えた今年も、各地で追悼行事がおこなわれています。



あの日を忘れない・・・1995.1



住家被害 : 全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合計249,180棟(約46万世帯)、一部損壊390,506棟
火災被害 : 全焼7,036棟、焼損棟数7,574棟、罹災世帯8,969世帯
死者 : 6,434名、行方不明者 : 3名、負傷者 : 43,792名

死者の約80%にあたる約5000人は木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって即死といわれています。
中でも1階で就寝中に圧死した人が多かったそうです。

 

特に被害の大きかった神戸市内や西宮市から少し離れてはいますが、
三和建設の地元宝塚市でも、家屋の倒壊や電柱や塀が倒れるなどの被害がありました。

 

あれから21年が経ちました。

宝塚の街並みもすっかり変貌しており、当時の様子を知る社員は社内でも少数派となっています。
先日、社内の大掃除をしている際に、震災直後の宝塚市内を撮影した写真が出てきました。

その一部をここにご紹介します。

 

宝塚周辺①

 

宝塚周辺②

 

宝塚周辺③

 

宝塚周辺④

 

宝塚周辺⑤

 

宝塚周辺⑥

 

宝塚周辺⑦

 

宝塚周辺⑧

 

この震災以降、建築基準法は1996年(平成8年)・2000年(平成12年)・2006年(平成18年)と改正を重ね、
新しく建築されたり改修された建物の耐震性能は格段に向上しました。

ただ国土交通省の推計では、耐震性の不十分な住宅が2008年(平成20年)時点において、
日本の住宅総数の約23%あるともいわれています。

 

「1.17」


阪神間で住宅建築に従事する私たちにとって、
今日はもう一度自分たちの仕事の重責を噛み締める日だと感じています。

 


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いったい何が違うの? ~耐震・免震・制震

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

絶好の行楽日和が続いているシルバーウィークですが、
毎年あるのかと思いきや、9/23の秋分の日が水曜日に当る年だけ5連休になるそうです。

ちなみに前回のシルバーウィークは2009年だったそう。
そして次に5連休が訪れるのは11年後の2026年になるそうです。

たいていの方は休日が増えるのはとても嬉しいことなのでしょうが、
土日祝日に勤めておられるサービス業や自営業の方にとってはちょっと複雑な心境かも・・・

みなさま、大変ごくろうさまです。

かくゆう私たちも、土日祝日は出勤日。
RCの家モデルハウスで、皆さまのお越しをお待ちしております!

 

 

 

今回は「耐震、免震、制震」について、宝塚展示場の松井がお伝えします。

 

 

日頃より地震のニュースで「○○沖で、マグニチュード○.○の地震が発生しました」
はよく耳にしますが、この「マグニチュード」と「震度」はいったいどう違うのでしょうか?

 

 

「マグニチュード(M)」とは地震計の記録から求めた地震の規模を表す単位です。

マグニチュードは震度のように直接観測できないので、各地の揺れの大きさなどから推定されます。
 

①マグニチュード

調べてみると、M5程度の地震は世界のどこかでほとんど毎日発生しており、
日本でもM3 ~4程度の地震はほぼ毎日発生しているとのことです。

近いうち発生が予測されている「南海トラフ巨大地震」は
その名前の通りM8.0から9.0が想定されています。

 

 

一方「震度」とは、地震が発生した際の各地の「揺れの強さ」を表しています。
 

②震度 → 揺れの強さ

(気象庁HPより)


ちなみに「震度」は区分毎に呼び名が付けられています。

震度1 =微震
震度2 =軽震
震度3 =弱震
震度4 =中震
震度5 =強震
震度6 =烈震
震度7 =激震 (家屋の倒壊が 30%以上に及び,山くずれや地割れが生じる)

 

 

 

鉄筋コンクリート造の建物 = 頑丈で地震に強い建物


こんなイメージを持たれておられる方は多くいらっしゃいます。

ただ、「耐震、免震、制震」といったフレーズはよく耳にするものの、
「いざ説明するとなると、ちょっと・・・」という方がほとんどでは?

そこでそれぞれの工法について、私なりに解説してみます。

 

 

【耐震】

地震に対して、主要な構造体そのものの強度や靭性を向上させることで破壊や損傷を防ぐ工法です。
壁や床、屋根を一体で作りあげる鉄筋コンクリート構造の建物は、耐震構造になっています。


建築物の耐震とは一般に建物が完成してから壊されるまでの間に、数回起こる可能性のある中規模の地震に対しては
「大きな損傷はしない」、一度起こるか起こらないかの大地震に対しては居住者の生命を守る(倒壊しない)ことを
目標としています。

ちなみに住宅性能表示制度では耐震性について以下のようにランク付けがなされています。

③耐震等級

三和建設の作る鉄筋コンクリート住宅は、基本的に等級2以上となっています。

 

 

【免震】

地震力を抑制することによって構造物の破壊を防止する工法です。

「耐震」は地震力を受けても耐えることを指し、「免震」は地震力をなるべく受けないことを指します。

④免振イメージ

 

「免震」といえば、東洋ゴムの免震ゴム偽装が記憶に新しいところです。
免震装置はとても高額になるため、どちらかというと高層マンションやビルに採用される場合が多いです。
最近では「免振杭」工法といった施工方法もあって、お問い合わせいただくこともあります。

 

 

【制震】

建物にかかる地震力を、建物内部の機構により減衰させたり増幅を防いだりすることで、
建物の振動を低減させます。

構造躯体に「制震装置」を組み込みことで、地震の揺れを吸収します。

⑤制震装置パワーガード

写真は三和建設の木造住宅で使用されている制震装置「パワーガード」です。
梁材と柱に一対で設置することで、地震力を吸収します。

 

 

 

 

鉄筋コンクリート構造の建物は、その構造体自身が耐震性に優れています。
それに加えて最近は「免震」についてのご相談が増えてきています。

 

「いつ発生しても不思議でない」とされている南海トラフ巨大地震は、
「我が国がかつて経験したことのない災害になる」と言われています。

その被害想定では、死者約32万人との発表もありました。


「あきらめずに、正しく恐れる」


数年前に被害想定を発表した担当大臣の言葉です。

「自分でできる防災は徹底していただきたい。『自助』が大原則」

と、行政としての限界を認めるコメントもありました。


住まいを提供する私たちがやるべきことは、「その時」に備えて頑丈で安心な建物を造ること。
あわせて、みなさまに常に適切で正しい情報を提供してまいります。

 


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「本当に怖いのは建物」中国でM6.5地震

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


営業の沖田です。

中国雲南省北東部で3日の午後、マグニチュード6.5の地震が発生しました。


「本当に怖いのは建物」中国でM6.5地震①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


次々に流れてくるニュースを見ると、死者数は380人を超え、
1400人以上が負傷しているとのこと。
そして学校施設も崩壊し、悲しいことにまたもや多くの子どもたちが
犠牲になったようです。

中国では昨年の4月20日にも四川省でM7.0の大地震が発生し、
1000人を超える死傷者が出ました。→こちら


昨年の四川大地震の時と同様に、今回も多くの子どもたちが建物の倒壊によって
犠牲となったことで、学校建物の耐震対策が十分であったのかを指摘する声が
上がっているそうです。


四川大地震の後、中国のTVで、
「大地震で明らかになった 日中の建築の差」
と題した番組が放送されました。


以下、放送内容抜粋・・・

地震災害学では、「本当に怖いのは地震ではなく、建築である」という言葉があります。
東日本を襲った今回の大地震では、家屋の損壊で亡くなった人はほとんどいませんが、
中国の四川大地震では、学校校舎は「おから建築」と呼ばれ、
多くが手抜き工事で、多くの子供たちの命を奪いました。


「本当に怖いのは建物」中国でM6.5地震②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


日本の学校の校舎は一般の建築物よりも頑丈に作られ、大地震の際には、
避難所として使われます。


「本当に怖いのは建物」中国でM6.5地震③三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


日本の小学校を紹介するテロップには、文部科学省の指針、
「学校は日本の未来を担う子どもたちを預かるところ」の文字。

中国では、期限切れ鶏肉問題でもそうであったように、
国民への啓蒙として事実を客観的に報道する部分があるようで、
放送では日本の耐震構造の建物を取り上げ、
自らを直視し反省を促すコメントもありました。

日本では数々の震災の教訓を活かしながら、今日の厳しい耐震基準が整備されてきました。
「食」も「住」も、安全・安心は各国共通の願いのはず。
中国では、地震による建物の倒壊で大切な人命が失われる度に、
日本の建築技術が注目されているのです。



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土地を決定するその前に・・・「地盤安心マップ」

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


営業の沖田です。

先日近畿地方でも梅雨明けが発表されました。
これからがいよいよ夏本番。
毎日暑い日が続きますが、真っ黒に日焼けした子どもたちを見習って、
元気にこの夏を乗り切りたいものです。


展示場にお越しいただくお客様の中でも、「まずは、土地探しから」と、
地元宝塚の会社、三和建設に声掛けいただくことが良くあります。

そんな「土地探し」を検討されている方に、お役に立つ情報サイトがあります。


「地盤安心マップ」

建物を建築する際、地盤調査会社や施工会社がおこなった地盤調査データを、
第三者として公正な立場で高度解析をおこなっている「地盤ネット株式会社」
が、今年5月1日からネット上で無料公開しているサービスです。

 

(↓クリックで拡大します。)土地を決定するその前に・・・「地盤安心マップ」①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


これまでの地盤データを元に地盤情報の見える化をめざして、同社が判定した
地盤改良工事の要・不要の情報をGoogleマップなどの地図上に示したものです。


「地盤調査データ」は、生半可な知識ではその判定がとても難しいデータです。
これまで業界では、この地盤調査会社が地盤改良工事もおこなっているケースが
よくあって、要否判定も調査会社の考察に左右されることが多く、
「本当に必要」なのかグレーゾーンでもありました。

最近では、そうした本来必要でない「地盤改良工事」を減らそうと、
セカンドオピニオン的に地盤調査結果を分析する専門会社が増えています。


この「地盤安心マップ」。公開から二ヶ月、
地盤に対する皆さんの関心が高いようで、
テレビや雑誌でも取り上げられたことから、
開始からのアクセス数が、10万件アクセスを超えたそうです。

この地図を見れば、誰でも検討中のエリアのおよその地盤情報を
確認することができます。

 

(↓クリックで拡大します。)
土地を決定するその前に・・・「地盤安心マップ」②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


この「地盤安心マップ」はあくまで参考程度にしかなりませんが、
地盤改良工事が必要か必要でないかによって、
数十万円の付帯工事費が浮くことにもなります。

候補地のある方はぜひ確認してみてください。



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1.17...あの日から19年

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


こんにちは。営業の沖田です。

19年前の今日、未曾有の巨大地震が阪神間を襲いました。
今日も早朝から、ラジオやテレビで被害の大きかった伊丹市や神戸市での
式典の様子が流れていました。
 


1.17...あの日から19年  ① 三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

 

1.17...あの日から19年  ②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

 

1995年(平成7年)1月17日午前5時46分、
淡路島北部沖の明石海峡を震源として、M7.3の兵庫県南部地震が発生。
死者 6,434名、行方不明者 3名、負傷者43,792名
建物被害は全壊104,906棟、半壊144,274棟、全半壊合わせると46万世帯。

19年前、三田に住む私はベッドの中でそろそろ起きようかとまどろんでいる頃。
枕の下から、今まで聞いたことのないような地鳴りが遠くからやってくるのが
分かりました。そう思った瞬間、突き上げるような激しい揺れ。
六甲山を挟んで神戸市の北隣の三田市は大きな被害はなかったものの、
それでも我が家でも壁の額が落ちたり、棚の中の食器が割れたりしました。

あわててテレビをつけると、次々に各地の被害の様子が流れてきます。
のたうちまわる蛇のように倒壊した高速道路。
怪獣映画のシーンのように道路に転倒したビル。
消防隊も駆けつけることができず、黒煙を上げて燃えている神戸の街。

携帯電話もまだ普及していない頃です。
勤め先に電話しても通じず、上司や同僚とも連絡が取れません。

電車も不通となっていて、復旧の目処はたちません。
やむなく車で、道路に転倒したブロック塀を避けながら、
数時間掛けて会社に辿り着いたことを思い出しました。

あれから19年の月日が流れましたが、私は住宅建築の仕事を今も続けています。
震災によって亡くなられた方のほとんどが、建物の倒壊や火災が原因だと
言われています。

「日本は地震のある国」

住宅建築に携わる私たちは、今日あらためて自分たちの仕事の重みを
噛み締めています。

 

 
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1707年大坂地震被害

おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


 こんにちは。営業の沖田です。


毎日暑い日が続きます。
ニュースを見ると、日中36℃や37℃を超える地域も多くなってきました。
ここ阪神間では、大阪府の豊中市で1994年8月8日に最高気温39.9度を
記録しています。
社内でも、日中現場に出ている監督は真っ赤な顔して帰ってきます。
会社では、熱中症にならないように適度な休憩とこまめな水分補給を呼び掛けています。


昨年8月29日に、内閣府が南海トラフ地震による被害想定を公表しており、当ブログでも
取り上げました。





死者は関東以西の30都道府県で32万3000人に達するとこと。
過去に発生した大地震と比較してみても、あまりにも大きな被害想定に言葉を失いました。

南海・東南海・東海沖を震源域とする「南海トラフ」巨大地震は過去100年から150年周期で
発生しており、その都度大きな被害にあってきました。



 参考:内閣府の防災情報ページ


過去に発生した南海トラフを震源域とした地震のうち、1707年の宝永地震(M8.6)
について、当時の被害状況の詳細が書かれた新しい史料が残っていたとの記事が
7月10日の日経新聞に掲載されていました。


 


内閣府の防災ページに記載されている死者数5038人を大きく上回り、地震発生後6日後の
大坂では2万1000人を超える死者が出たとの記録です。うち、5351人が家屋の倒壊などの
圧死、1万6371人が津波による溺死とのこと。

江戸時代中期の「天下の台所」大坂の人口は約35万人で、死亡率は6%に達します。
H25年6月の大阪府の人口は約886万人。単純に宝永地震の死亡率6%をかけると、
死者数は約53万人となります。

宝永地震では現在の大阪市中心部の大半が浸水して、多くの橋が崩れたとのこと。
人口密集地での防災対策があらためて問われることになりそうです。
        
 

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南海トラフ「予知困難」

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みなさん、こんにちは。営業の沖田です。

関西も梅雨に入って、鬱陶しい日が続いていますが、
今朝はスッキリ晴れわたって、清々しい朝でした。
でも、日中は30℃近くまで上昇するみたいです。

湿気が多く、気温が上昇する日は注意しないといけないのが熱中症。
現場を管理する監督は、作業する職方さんの安全を第一に考えています。
現場では適度に休憩して、こまめに水分補給するように呼びかけています。

内閣府の有識者検討会が先日、「南海トラフ」を震源域とする巨大地震対策の
最終報告を公表しました。



これまで100年から150年周期で発生してきた南海・東南海・東海沖を震源域とする
大地震。過去の記録を見ると、これらは連動して発生することが多いことが分かります。



近々では1944年に東南海地震、1946年に南海地震が発生しています。
ただし、東海地震は1854年が最後となっており、今年で159年が経過しようとしています。

「いつ起こっても不思議ではない」

地球の表面は、プレートと呼ばれる硬い板がパズルのように敷きつめられています。
そのプレートは少しずつ移動していて押し合いを続けており、この歪みが限界
を超えると一気にそのエネルギーが放出され、プレートが跳ね上がって地震が発生します。

昨年8月に発表された南海トラフ巨大地震の最悪の被害想定、死者32万人。
阪神淡路大震災の6400人、東日本大震災の1万8700人をはるかに上回る被害想定に
息を飲みました。

今回の報告では、国や自治体、企業が率先して、防災・減災に取り組めば、先に発表した
最悪を想定した死者32万人を5分の1に減らすことができるとしています。



「我が国が経験したことのない災害になる。千年に1度以下の低い発生確率だが万全を
期す必要がある」

古屋担当大臣はさらに、「自分でできる防災は徹底していただきたい。『自助』が大原則」
とも述べており、行政の限界も認めています。

「あきらめずに、正しく恐れる」

各家庭において、住宅の耐震化や物資の備蓄などできることから始めるしかありません。



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