おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
営業の沖田です。
お暑うございます・・・
今日はうす曇で、午後からは雨の予報ですが、
それでも13:00現在の大阪の最高気温は33.7℃。
昨日は暦の上では立秋でしたが、まだまだ夏はこれからが本番。
お盆が過ぎる頃まで、この暑さは続きそうです。
「一年の中で、家を建てるのに良い時期はありますか?」
そんな質問をいただくことがあります。
家創りは屋外での作業ですから、気候が良い季節に工事をおこなうのに
越したことはありませんが・・・
当たり前ですが、すでに着手も完成時期のスケジュールも決まっている場合が
ほとんどで、なかなかそうもいかないのが実情です。
家創りの作業工程は、そのどれもが重要なのですが、
特に私たちの創る「鉄筋コンクリート住宅」においては
躯体工事(鉄筋とコンクリート工事)が最も重要だと言えます。
そこで、暑さ寒さの厳しい真夏や真冬に作業する場合には、
定められた基準に基づき、品質を確保しながら作業を進めています。
暑中コンクリート
夏場の気温が高い時期にコンクリート工事をおこなう場合は、
その配合や運搬、施工手順を「暑中コンクリート」仕様として作業します。
そのマニュアルが書かれているのがJASS5
(技術者は「ジャスファイブ」って呼びます)
このJASS5では、日平均気温が25℃を越えることが予想される期間を
「暑中コンクリート」の適応期間としています。
「暑中コンクリート」とは・・・
夏場の高温期においてはセメントの水和反応(セメントは水との水和反応で硬化します)
が活発になるため、コンクリートを施工する場合は以下のような危険性が増します。
所定のスランプ値(→こちら)が出にくくなる
→早く固まろうとして流動性が落ち、作業性が悪くなる
コールドジョイントの発生
→打ち継ぎのラインが出やすい
表面の水分の急激な蒸発によるひび割れの発生
これらの不具合がおこらないようにするには、
できるだけコンクリートの温度が低くなるようにします。
材料の取扱いや練混ぜ、運搬や打込み、養生等について
特別の配慮をして施工するのが「暑中コンクリート」なのです。
具体的には・・・
コンクリートの練混ぜ、出荷 → 運搬 → 現場搬入 → 打ち込み完了
までを90分以内となるような現場管理をおこないます。
打ち込み後はコンクリート表面の乾燥を防ぐための散水養生を
徹底したりしています。
兵庫・大阪で建てる高品質&ローコストのデザイン注文住宅。
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