2015.07.09

RCで建てる平屋の住まい・・・型枠が外れました!

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

 

こんにちは。
営業の沖田です。

「降ったり、止んだり・・・」

うっとうしい天気が続いています。
梅雨だから、しょうがないとはいえ
この時期、現場監督は工程管理にやきもきする毎日です。

 

吹田市で建築中の鉄筋コンクリート平屋建て住宅は
先日型枠と支保工を外しました。

鉄筋コンクリート平屋建て住宅

コンクリート打ちっ放しと断熱パネル

内部を覗くと、コンクリート打ちっ放しと断熱パネルが現れています。

三和建設では、RC住宅の断熱性能にとてもこだわっています。
断熱材の性能を十分に発揮させるために、天井部分(屋根の直下)と外壁に面する内壁には、
あらかじめ型枠に断熱材をセットして、コンクリート流し込み完全密着するようにしています。

 

コーナーサッシ開口

上は道路側に設けたコーナーサッシ開口。
この日は快晴で、街路樹の緑がまぶしいくらいでした。

 

こちらの住宅では、プライバシーの確保のため、
隣地境界線に沿ってコンクリートの塀を設けています。

この日はこの塀の配筋工事の最中でした。

配筋工事

鉄筋の間に見える白いキャップはセパレーター金物。
塀の壁厚みを保持するために設けています。
丸いリングは鉄筋と型枠の間(かぶり厚)を保持するために用います。

 

この後、反対側の型枠を立て起こして・・・

ホームタイで締め付け

立て起こす型枠に開けた孔にセパレーター端部を通し、ホームタイで締め付けます。

コンクリートを打設すると、型枠内には大きな側圧がかかり、型枠を押し広げようとします。

打設時に型枠が孕んだり、外れたりしないように、強度のある「バタ角」で型枠を固定し、
クサビの付いた座金(現場では通称「ダブル」と呼んでいます)で締めます。

座金(現場では通称「ダブル」)

ホームタイで締め付け②

コンクリート打設前に、しっかりと固定された型枠の様子はこちら↓

固定された型枠

精度の高いコンクリート躯体を造るためには、コンクリートそのものの品質はもちろん、
型枠を組む精度も重要なのです。

 

※前回の記事はこちらから→RCで建てる!平屋でゆとりある住まい・・・表層改良工事 その②

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