おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
ご契約後は、現地において地盤調査をおこないます。
地盤調査にはいくつか種類があるのですが、
鉄筋コンクリート住宅の場合には「ボーリング調査」を実施しています。
地面に直径10センチ程度の孔を掘り、所定の深度毎に地中の土を採取します。
また孔内に重りを落下させて地盤の固さを調べる「標準貫入試験」(→詳しくはこちら)もおこないます。
調査後数日すると、調査会社より「ボーリング柱状図」と「土質標本」が届きます。
地盤の調査結果は、全体の建築予算や工程に大きく影響する場合があります。
この調査結果を基に、三和建設社内や社外の専門の技術者が
地盤や基礎の補強が必要かどうか慎重に検討をおこないます。
計画地が軟弱地盤の場合には、地盤改良工事や杭工事が必要になる場合もあります。
特に鉄筋コンクリート住宅の場合は、建物の自重も大きく、間違った判断は許されません。
地盤改良に関わる工事費用は、ボーリング調査前ならあくまでおよその概算見積りですが、
調査後は詳細検討をおこなって確定した本見積りをご提示します。
設計者やインテリアコーディネーターを交えながら、いよいよ本格的な打合せが始まります。
打合せと並行しながら、構造計算に入りますので、まずはプラン(間取り)を確定させます。
建物全体の寸法や高さ、耐力壁の位置や窓のサイズなどを確定しないと、構造計算はできません。
構造計算が始まると、変更するのが難しくなりますから、出戻りのないように十分な検討の後に
「OK」をいただいております。
フルオーダーの注文住宅ですから、打合せの内容は幅広く多岐に渡ります。
フローリングや壁紙の色はもちろん、コンセントの位置や表札のデザインまでも
工事着手前の打合せの中で決定いただきます。
夢のマイホームですから、打合せでは皆さん真剣そのもの。
ついつい時間延長となってしまい、毎週のように週末に打合せを重ねても、2,3ヶ月かかる場合もあります。
担当するスタッフも、「いい家を創ろう!」との想いはお客様と同じ。
家創りのプロとして、経験豊富なスタッフが皆さんのあらゆるご要望にお応えします。
また三和建設の取り組みとして、打合せ時は毎回議事録を作成し、記録を残しています。
建築業界でよく聞くトラブルは
「言った、言わない」「聞いた、聞いていない」
これらの要因は、「口約束」や「双方の捉え違い」がほとんどのはずです。
ISOの認証を受けている三和建設では、このような間違いをなくすために
「打合せをおこなえば、議事録を作成する」習慣が定着しています。
契約時には、一旦採用する設備や仕様を取り決めてはいますが、
あらためてネットで調べられたり、ショールームに行かれたりして追加のご要望があって
オプション工事が増えることもしばしばです。
三和建設では、これらを単に追加工事と捉えず、総額の建築費を踏まえながら
VE案(※1)を提案し、コスト面でもご満足いただけるように取り組んでいます。
※1【VE案】Value Engineering(バリューエンジニアリング)の略。
住宅においては建築コスト削減を目的とし、設計や工法について機能などを下げることなく代替案を考えることをいう。
ご契約後の追加変更見積り書をご提示する際には、別添として「工事依頼書」をお渡しします。
「工事依頼書」は、いわば「追加工事の契約書」です。
減額や追加、仕様変更のご要望については、その内容について十分に打合せをおこなった後で、
「工事依頼書」にご署名をいただき、決定事項となります。
→ 三和建設の“家創り”スケジュール・・・その④ に続く
※前回の記事はこちらから→三和建設の“家創り”スケジュール・・・その②
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「ビルトインガレージのある家」「屋上テラスのある家」「耐震住宅」をRC住宅で叶える。
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