2016.02.05

緊張感漂う中で配筋検査・・・「RCの家」西宮モデル現場リポート

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

※西宮展示場リポート 第1回目はこちらから
西宮に新しい「RCの家」モデルハウスがオープンします!!

 

三和建設では今年5月初旬のオープンを目指して、現在西宮市の越水町で
新しいRCモデルハウスを建築しています。

西宮市越水町『RCの家』①
(↑クリックで拡大します。)

 

屋上庭園のある2階建の鉄筋コンクリートのモデルハウスは、現在2階床の鉄筋を組んでいるところです。
建物周囲には足場と型枠が組み上げられて、周囲からずいぶんと目立つようになってきました。

鉄筋コンクリートモデルハウス2階床鉄筋

モデル前の171号線を南下すると、すぐに大阪―神戸への大動脈、国道2号線です。

モデルの建築場所は交通量の多い幹線道路沿いということもあって、
近くのお住まいの方や、通勤で前を通るお客様から、
「三和さん、あそこでやってますね!」
そんな声を掛けていただくことが日に日に増えてまいりました。

 

コンクリートの打設を週末に控えたこの日、
午前10時より設計監理者による「配筋検査」がおこなわれました。

普段ならば、展示場スタッフの私たちが現場に出向くのは、
工事の進捗を確認する程度なのですが、今回は私たちのRCモデルハウスです。

そこで、「モデルハウスのことなら、工事中の様子まで知っておこう!」と、
私たちも「配筋検査」に立ち会ってきました。

西宮市越水町『RCの家』配筋検査

足場を登って階上に出ると、鉄筋工や電気設備業者さんがテキパキと作業をされています。
私たちのモデルを創り上げるために、朝早くから多くの方が働いているのを目のあたりにして
あらためて感謝の気持ちでいっぱいになります。

 

本日は設計監理者(意匠設計者)と構造設計者が立ち会っての配筋検査となります。

設計監理者(意匠設計者)・構造設計者立会い配筋検査①

三和建設は「設計施工」もおこなっている会社ですが、
今回はより素晴らしいモデルハウスにしようと、
RCに詳しい設計事務所の先生に設計を依頼しました。

 

鉄筋コンクリート建物の場合、工事中最も重要ともいえるのがコンクリート打設前の「配筋検査」です。

鉄筋コンクリート造は、「鉄筋」と「コンクリート」を適性に組み合わせることで
優れた構造強度と高耐久性が生み出される工法です。

木造や鉄骨造とは違って、一旦コンクリートを流してしまえば、
構造体の内部を確認することはできない工法です。

ですから、コンクリート打設前の配筋検査は、施工者はもちろんのこと、
工事の監理者(だいたいは設計者が兼ねています)も徹底してチェックをおこないます。

設計監理者(意匠設計者)・構造設計者立会い配筋検査②

今回は社外の先生による配筋検査ですので、現場監督もいつもと様子が違います。

「ここの定着の考え方は?」
「ここはかぶり厚が不足しているので直してください」

緊張感の中、複雑に組まれた鉄筋を前にプロとしての厳しい目で検査は進められました。

 

 

その傍らで・・・

「検査」とまではいきませんが、展示場スタッフの吉川社員と松田社員も
構造図を片手に現場を確認してまわります。

展示場スタッフも配筋検査に参加①

5月には、このモデルハウスを自分たちが案内することになるので、おのずと気合いも入ります。

こうして現場に立つことで、あらためて「“家創り”とは何か?」を学ぶことができると思います。

展示場スタッフも配筋検査に参加②

※前回の記事はこちらから→次々と型枠建て込み中です!・・・「RCの家」西宮モデル現場リポート
※続きはこちらから→展示場スタッフも現場入り・・・コンクリート打設リポート その①

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