2016.01.22

次々と型枠建て込み中です!・・・「RCの家」西宮モデル現場リポート

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

※西宮展示場リポート 第1回目はこちらから
西宮に新しい「RCの家」モデルハウスがオープンします!!

週末にかけて非常に強い寒気が大幅に南下するため、
西日本を中心に大雪や記録的な低温のおそれがあるそうです。

先日の関東での大雪では、転んだり車の事故でたくさんの方が怪我をされたようです。
そんなことにならないよう、時間に余裕を持って行動するなど気をつけたいものです。

 

西宮市の越水町で建築中の新しい「RCの家」モデルハウスは躯体工事に入りました。
現在は1階壁部分に取り掛かっています。

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス  躯体工事1階壁部分

この日は型枠大工さんたちによって、外壁側型枠の建て込み作業がおこなわれていました。

 

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス躯体工事  スタッフルーム屋外側壁

上はスタッフルーム屋外側の壁部分となります。
箱型に取り付けられているのは窓となる部分です。

ちなみに平面図ではこんな表記になっています。

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス躯体工事  平面図表記

平面図だけ見ても、窓のW寸法しか表記はなく、取り付け高さや窓自体のH寸法は分かりません。
各部屋の高さ方向の情報は、展開図に表記されています。

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス躯体工事  展開図

展開図を見れば、
「スタッフルームの高窓もトイレの小窓も、天井一杯に設けられているな」
そんなことが読み取れるのです。

鉄筋コンクリート造は、一旦コンクリートを打設してしまうと
容易に開口部位置やサイズを変更するはできません。

ですから、窓やドア、換気孔や設備配管の貫通孔といった開口部を設ける際は
現場では施工図を描き起こし、入念に位置や納まりを検討しています。

 

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス躯体工事  左、勝手口開口、右、カップボード中央窓開口

上に見えているのはキッチンまわりの開口です。
左は勝手口の開口、右はカップボード中央の窓開口です。

カップボードが付くと、こんな感じになるはず。

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス躯体工事  カップボード予想

 

 

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス躯体工事  木材が打付けてある型枠

「何か目新しいものがないかな?」と見て廻っていると、
スタッフルームの奥で、細切れの木材が打ち付けてある型枠を見つけました。

近くに寄ってよく見ると・・・

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス躯体工事  木材が打付けてある型枠②

これ、なんだか分かります?

こちらは、屋外階段部分の型枠を起こしているところです。
打ち付けられた木材は蹴込み部分の下地材ですね。

西宮市越水町「RCの家」モデルハウス躯体工事  屋外階段部分

この日、現場には型枠大工さんが総勢6名で作業をおこなっていました。

コンクリートの比重は水の約2.3倍です。
1メートル四方の型枠に充填されるコンクリートの圧力は、2.3tにもなります。

施工図通りに型枠を組むだけでなく、打設されるコンクリートの圧力に耐えられるように
適切に金物を配置して頑丈にしなければなりません。

手馴れた様子で、着々と作業を続ける職人さんたちを見ていると、
知識と経験、そして体力がモノを言う仕事だなと思いました。

※前回の記事はこちらから→基礎コンクリートを打設しました!・・・「RCの家」西宮モデル現場リポート
※続きはこちらから→緊張感漂う中で配筋検査・・・「RCの家」西宮モデル現場

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