2016.02.11

展示場スタッフも現場入り・・・コンクリート打設リポート その①

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

※西宮展示場リポート 第1回目はこちらから
西宮に新しい「RCの家」モデルハウスがオープンします!!

皆さん、こんにちは。
宝塚展示場スタッフの松田です。

私が宝塚展示場に配属されて早くも2ヶ月が経ちました。

配属早々で私としてはようやく慣れてきたところであり、
本当に残念なのですが、かねてよりお伝えしておりますように
「RCの家」宝塚展示場は、今月21日(日)をもって営業を終了いたします。

ただいま展示品をプレゼントするファイナルキャンペーン(→こちら)を開催しています。
これが本当に最後のご案内になります。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【こちらのプレゼント応募は終了しております。多数のご応募、ありがとうございました。】

 

 

宝塚展示場からバトンを受け取るカタチで、
三和建設では、現在西宮市で鉄筋コンクリートの新しいモデルハウスを建築中です。

鉄筋コンクリート西宮モデルハウス

今回のモデルハウスは、鉄筋コンクリート住宅を知り尽くした設計事務所の先生が設計しました。
個人的に外観がとても気に入っており、今から完成する5月がとても楽しみです。

 

現場では、現在鉄筋コンクリートの構造躯体工事の真っ最中です。
こちらのモデルハウスは、完成すると私たちスタッフの職場にもなります。

そこで、私たち展示場スタッフも、
「RC住宅のことなら、なんでも知っておこう」
と、2月8日(月)の1階部分のコンクリート打設の応援に行ってきました!

 

西宮展示場コンクリート打設リポート その①

この日は朝から快晴で、抜けるような青空が広がっています。
絶好のコンクリート打設日和です。

早朝8時に現場に着くと、すでに現場監督や職人さんたちが
打設前の準備をおこなっていました。

西宮展示場コンクリート打設リポート その①打設前準備

みなさん馴れた様子でテキパキと作業を始めています。
さっそく私もコンクリートを流す前に、型枠内の清掃を手伝いました。

万一資材の切れ端やゴミが型枠内に残ったままだと、
コンクリートの強度不足やクラックの要因にもなりかねません。

先日の台湾の地震では、倒壊したマンションの柱の中から一斗缶が出ていましたが、
意図的であろうがなかろうが、三和品質を守るためには、
コンクリート躯体内にどんな異物が混入することもあってはなりません。

型枠の隅々まで目を凝らし、ゴミを取り除きました。

 

時刻は8:30になりました。

「みんな集まれえ!朝礼を始めるぞお!」

現場監督の佐古田社員の元気な掛け声で、場内の全員が集合しました。
場内にほどよい緊張感が張り詰めます。

西宮展示場コンクリート打設リポート その①打設前朝礼

本日は監督含め16名の作業員の方々と、私たち展示場スタッフ4名の総勢20名で
1階壁・2階床部分、84立米のコンクリートを打設します。

現場監督より注意事項が伝達されました。

西宮展示場コンクリート打設リポート その①打設前注意事項伝達

「内部の立ち上がり型枠の上は絶対に乗らないでください。下がってしまいますから。」

「1階部分にはドア開口が3ヶ所あって、開口下部の立ち上がり部分は
コンクリートがまわりにくいので重点的に確認してください。」

「84立米の打設となるので、作業終了は夕方になるはずです。
 昼休憩はありませんが、みんなで頑張りましょう。」

コンクリートの打設の現場では、一旦打設が始まるとコンクリートが硬化を始めるため、
作業終了まで休むことはできません。

ミキサー車は荷卸しが終われば、打設終了まで時間を空けることなく次々とやってきます。
ですからコンクリート打設の日は、作業員は長い休憩を取れないのです。
皆さん、本当にごくろうさまです。

「それでは皆さん、今日もご安全に!」

朝礼も終わり、それぞれが自分の持ち場に着きました。

 

時刻は9:00。

一台目のミキサー車がやってきました。

西宮展示場コンクリート打設リポート その①ミキサー車1台目

当日一番車がやってくると、打設前に必ずやることがあります。

それは「受け入れ検査」

現場監督が生コンプラントに発注した配合になっているかどうか、検査をおこないます。

西宮展示場コンクリート打設リポート その①受入検査

採取するのは、当日一番初めに筒先から出てくるコンクリートです。

西宮展示場コンクリート打設リポート その①コンクリート採取

呼び強度、スランプ値、骨材の最大寸法、高性能減水剤使用

本日納入されたコンクリートの配合は、「30-18-20N高」(→それぞれの数字や記号の意味はこちら

生コンプラントからの技術者によって、スランプ値や、空気量、塩分物量を計測し、記録します。
この後、圧縮強度試験用のテストピース(→こちら)も採取しました。

受け入れ検査も終了し、これからコンクリート打設がはじまります。

→ 「展示場スタッフも現場入り・・・コンクリート打設リポート その②」 に続く

※前回の記事はこちらから→緊張感漂う中で配筋検査・・・「RCの家」西宮モデル現場リポート
※続きはこちらから→
展示場スタッフも現場入り・・・コンクリート打設リポート その②
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