おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
いよいよ待ちに待ったGWが始まります。
ご家庭では、イベントやレジャースポットを調べたり、
お出かけの計画をされたりと、連休を楽しみにされていると思います。
心配なのはお天気ですが、前半はよく晴れて気温も上昇するようです。
どうぞよい休暇をお過ごしください。
今回は、西宮市で建設中の鉄筋コンクリート住宅「甲子園の家」の
捨てコンクリート施工の様子を、西宮展示場スタッフの吉川がお届けします。
「捨てコンクリート」は、現場では「捨てコン」と呼ばれています。
現場で一番初めに施工するコンクリートなのですが、建物躯体部分のコンクリートではありません。
これから始める基礎工事の前に、地面をコンクリートで水平に均して
基礎梁や型枠の位置をマーキング(墨出し)するために打設するコンクリートです。
作業手順としては、まず基礎底全体に防湿シートを敷き込みます。
このシートは地面からの湿気上がりを防ぐために敷きこみます。
シート同士の重ね幅や、破れにも十分に注意して施工しないといけません。
コンクリートを載せたミキサー車(トラックアジテータ)が到着しました。
コンクリートはミキサー車からポンプ車に送られ、ブームを使って敷地奥より打設されます。
打設と同時に、左官職人が平滑に均します。
ちなみに、捨てコンクリートは基礎工事前の水平面を作ることが目的なので
建物躯体に使用するコンクリートほどの強度は必要ありません。
作業開始から二時間ほどで、「甲子園の家」の捨てコンクリート打設は無事完了しました。
どんな仕事でも工事でも、「始まりが肝心」です。
10月の完成を心待ちにしておられるオーナーご家族に喜んでいただけるように
RC住宅スタッフ一同、力を合わせて「家創り」に励んでまいります。
次は墨出し。基礎の鉄筋工事、型枠工事に移っていきます。
※前回の記事はこちらから→「甲子園の家」建築日記・・・地鎮祭で想うこと
※続きはこちらから→「甲子園の家」建築日記・・・建物の寿命を決めるコンクリートのかぶり厚
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