おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
みなさん、こんにちは。
RCギャラリースタッフの沖田です。
「暑いですねえ」
人と会うたび、合言葉のように口から出てきます。
関西では今日7/15も各地で35℃を越える猛暑日となるようです。
ニュースでは「命に危険が及ぶ暑さ」といった注意喚起もなされています。
日中は不要不急の外出は控え、最大限の熱中症対策をお願いします。
RC住宅を希望される方の中には、ガレージを家の中に組み込んだ「ビルトインガレージ」を
望まれる方が少なくありません。
大切な愛車を盗難や汚れから守るのはもちろん、雨の日には濡れずに乗り降りができますし、
夏の炎天下では車内の温度上昇を抑えられます。
今回はRC住宅においてビルトインガレージを計画する上で、特に注意してほしいポイントを
実務者の目線で書いてみます。
1. ガレージに必要な寸法
私たちが通常2台分のビルトインガレージを計画する際には、
間口6m、奥行き6m(壁芯寸法)を確保するようにしています。
コンクリートの壁厚を引くと、内法寸法は約5.8m四方となります。
ビルトインガレージの計画においては単に駐車するだけでなく、
ドアやトランクの開閉や前後を通って住居に至る通路も検討しなければなりません。
このサイズであれば、ほとんどの3ナンバー車(全長5.0m以下、全幅1.8m程度)
2台を無理なく収容できます。
ただし、国産のロングボディワゴン(ハイエースやキャラバン)やレクサスのLS・LCクラス
ベンツのVクラスや大型のアメ車などは全長が5Mを優に超えたり、全幅が2M以上のものもあり、
計画には注意が必要です。
またガレージ内にバイクや自転車を置くような場合も、車庫の寸法+アルファで
考えておく必要があります。
2. ガレージシャッター
ガレージの開口部にはシャッターを設けますが、一般的な巻上げ式軽量シャッターの他に静かで
デザイン性に優れたオーバースライダー(パネルが天井面に収納)が人気です。
各部の寸法がそれぞれ異なるので、よく採用する機種で比較してみます。
2台分のビルトインガレージ開口寸法(間口6m程度)なら、軽量シャッターもオーバースライダーも
大抵の商品がサイズ対応しています。
おススメなのはパネルがフラットなアルミ製のオーバースライダー。
見た目もシャープでRC住宅にピッタリです。
文化シャッター フラットピット 当社施工例
ところが3台分(間口9~10m)のガレージとなると、シャッターの選択肢が限られてきます。
一般住宅用の軽量シャッターは構造上2台分の間口しか対応しておらず、
巻上げ式シャッターでの対応となると、工場などで使用する重量シャッターとなります。
重量シャッターはパネルに使用されている鋼板も厚く(1.2ミリ以上)なり、
防火区画や防煙区画に使用するくらい頑丈なシャッターですが、
デザインやコストを考えるとあまり住宅用のガレージには使いません。
ということで3台分のビルトインガレージシャッターならオーバースライダーを採用することが多いです。
他にも照明や換気計画、床の仕上げなど注意すべきポイントはたくさんあります。
せっかくのRC住宅ですから、その特徴を活かしたこだわりの家づくりをおススメします。
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