こんにちは。営業の沖田です。

三和建設では、戸建て住宅以外にも、マンションや店舗、
保育園や福祉施設などの建物も多く建築しています。

ここ最近、お問合わせの多い施設のひとつに、
「サービス付き高齢者向け住宅」、略して「サ高住」
があります。

2010年から2020年までの10年間で、日本の高齢者人口は約2900万人
（全人口の約23％）から約3600万人（推定全人口の約29％）に増加
するとされています。

高齢化が進む日本では、高齢の単身者や夫婦のみの世帯が急増しています。
にもかかわらず、欧米先進国と比べて、介護や医療と連携した高齢者を
支援するサービスを提供する住宅は不足しているのが現状です。

高齢者向けの施設や住宅の種別は多く、支援や介護の度合い、入所者が
負担する費用も異なってきます。

「サービス付き高齢者向け住宅」とは、高齢者の暮らしを支援する
サービスの付いたバリアフリー住宅のこと。
要介護度の低い、自立した高齢者が、適度な介護サービスを受けられ、
プライバシーも守られて生活できる住宅といったところでしょうか？

そこで先日、ある会社からのお誘いを受けて、実際に完成した「サービス付き
高齢者向け住宅」を見学に行ってきました。

場所は滋賀県の大津市。延べ床面積約300坪、全28戸の住宅です。

木造で造られたとは思えないほどの規模が大きい建物。
残念ながら内部は撮影できませんでしたが、病院や施設と
違って、壁紙の色や床は暖色系、テーブルやソファといった
家具は凝っていて、入所者が落ち着ける「住宅」の趣があります。

車椅子での通行が可能なように廊下幅は２Ｍ近くあって、
介護スタッフも常駐するので玄関横には事務室や相談室も
ありました。

しかも、この建物はコストを抑えて建築しているので、
家賃も低く設定されていて、問い合わせが殺到しています
とのこと。

見学会冒頭の事業主様あいさつの中で、「社会貢献」の言葉。
私たち建設会社の存在意義を考える良い機会となりました。

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