おかげさまで創業48年。私たちは宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。営業の松井です。
卒業式、終業式も終わり、学生さんは春休みの真っ最中ですね。
だいぶ春めいてきて、街行く人たちの服装も明るく軽やかになってきました。
ここ宝塚の桜も7、8分咲きといったところです。
4月になると、新しい生活が始まる方も多いことでしょう。
私も、何か新しいことに挑戦してみようかな、と思っています。
さて、私の担当する神戸・住吉山手で建築中の木造住宅は、
地下室のコンクリート工事が完了し、現在は基礎工事をおこなっています。
先行して作った地下室と木造住宅の基礎は構造的に一体となるように設計してありますが、
工事の工程上、一回のコンクリート打設で作り上げることが出来ません。
こんな場合は、地下室を作る際に、あらかじめ基礎と繋がる部分の鉄筋を延長して露出させておき、
基礎の配筋の際に、基礎鉄筋と所定の定着長さを確保して、構造的に一体となるように
しています。
写真では地下室の上部から伸びた鉄筋を一旦上に折り曲げて、基礎の下になる部分に「割栗石」
を敷き詰めているところです。
割栗地業は建物の荷重を基礎から地盤に均一に伝え、不同沈下を防ぐ目的でおこなわれます。
この割栗地業の後、地面からの湿気上がりを防止するために防湿フィルムを敷き、
その上に基礎の鉄筋工事をおこないます。
木造住宅であっても、建物が地面に接する基礎や地下室など、耐久性が必要な部分は
鉄筋コンクリート造で作られます。
図面通りの本数や間隔、径で組まれた鉄筋ですが、定着長さや鉄筋相互を繋ぐ位置、
コンクリートの配合など、鉄筋コンクリート住宅と同様にチェックすべき項目が多くあります。
ここでも鉄筋コンクリートを長年扱い、培ってきた技術が活かされています。
※前回の記事はこちらから→地下室工事中~防水材塗布
※三和建設の木造住宅はこちらから↓
耐震SE構法特設ページ
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