2013.04.29

どうなるの?電気料金

おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは。営業の沖田です。

GW前半は好天にも恵まれて、ここ阪急ハウジングガーデン内の
「RCの家」住宅展示場にもたくさんの方にご来場いただいております。

来年4月の消費税増税を見据えて、計画を進めたい方は、
この連休が各社をじっくり比較検討するチャンスです。

間際であわてて、失敗することのないよう十分にご検討ください。

先日、本当にひさしぶりに関西電力の担当者より連絡があり、
決定された電気料金値上げの件で説明に伺いますとのこと。

私も、情勢等いろいろ聞きたいこともあって、会うなり質問攻めにしました。

原発の停止により、火力発電の燃料費の増加などで、この5月1日より
平均9.75%の値上げとなる電気料金。

当初関電が国へ申請した料金は平均11.88%アップでした。
そこから一層の経営効率化を求められ、今回の9.75%に決定されました。

担当者が持ってきた資料の査定後の費用内訳を見ると、人件費や広告宣伝費も大幅に削減されています。
広告宣伝費を抑えるため、震災後は関西電力のTVコマーシャルは見ていません。
東京電力もそうですが、関西電力も夏の賞与は無しとのこと。
社内でもカラーコピーや備品の使用は徹底的に管理されているようです。

ただ、この値上げ幅は昨年7月に再稼働した大飯原発の3、4号機の稼働継続が前提。
大飯原発の3、4号機の稼働が停止する事態になれば、家庭、企業向けを合わせた
電気料金はさらに値上がりすることになります。

すでに建てた方はもちろんのこと、これから新築される方も電力使用量を抑えるために
賢く自己防衛するしかなさそうです。

そこで、ご参考までに・・・

一般のガスと電気を併用でお使いのご家庭が関西電力と契約するのは、
「従量電灯A」メニュー。
電力量料金は季節を問わず、昼も夜も同じ単価となっています。

そして、オール電化のご家庭が契約するのは、使用する季節や時間帯によって
電力量単価が異なり、日中より割安な深夜の時間帯に電気使用をシフトする
「はぴeタイム」メニューです。

「はぴeタイム」はいわば「オール電化住宅向け」のメニューで、家庭で電気使用量の多い
「給湯」を電気で夜間におこなうことで、全体の光熱費を下げることができました。

これまでは「はぴeタイム」で契約するには、エコキュートや電気式の夜間蓄熱型の
機器等の設置が必要だったのですが、今回の値上げを期に、これらがなくても
「はぴeタイム」での契約ができるようになりました。

ガスと電気を併用するご家庭であっても、電力使用状況によっては「従量電灯A」から
「はぴeタイム」へ変更することで、電気代を安くできる場合もありそうです。

物価上昇や消費税増税は家計を圧迫します。
決まったことは仕方ないですが、賢い消費者でありたいものです。
関西電力のホームページでシミュレーションができるので、一度お試しを。

※前回の記事はこちらから→値上げの春がやってきた!
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