2013.05.15

今さら聞けない コンクリートって? その①

おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは。宝塚展示場営業の沖田です。

今日も気温はぐんぐん上がり、日中は30℃を超えるところもあったとか。
この分だと、今年の夏は猛暑になるのかな?
電気代もこの5月より値上がりしてますし、昨年よりも一層「節電の夏」となりそうです。 

今日は今さらながら、「コンクリート」について。

ビルも橋も電柱も、木造住宅の基礎だって、みんなコンクリートでできています。
目立たないけれど、毎日お世話になっている「縁の下の力持ち」なのです。

コンクリートの中身は砂利や砂がおよそ7割を占めます。

この砂利や砂は「骨材(こつざい)」という呼び名の通り、強度を生み出す骨格のような役割を担います。
これを結び付けるのが「セメント」で、石灰石と粘土などを高温で焼いて作られます。

これらの材料を水で練り合わせ、どろどろにして型枠に流し込むと、すぐに固まり始めます。
でも泥のように単に「乾く」のではありません。

セメントの中のカルシュウムやアルミニュウム、ケイ酸などの化合物が、水と接触して
化学反応(水和反応)を起こし、結晶状の別の化合物へと変わるのです。
これが「骨材」を結合させる接着剤になります。

その強度は、水とセメントを混ぜ合わせる割合で決まります。

セメントが多いほど出来あがりは強くなりますが、練り合わせた直後の流動性(やわらかさ)
は損なわれ、工事現場で型枠の隅々にまで流し込むのが難しくなります。

逆に水が多いと作業はしやすくなりますが、強度が落ちるだけでなく、水分が蒸発する過程で
セメントに生じる隙間が増えるので、コンクリート自身の劣化も早まることになります。

要は、バランスを考えた配合比率が肝心なのです。
 

→ 今さら聞けない コンクリートって? その②に続く

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