おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。営業の沖田です。
三和建設「RCの家モデルハウス」がある宝塚より車で約20分。
大阪・池田市内で建築中の鉄筋コンクリート住宅の現場リポートです。
現場では現在2階部分の作業をおこなっています。
1階の壁と2階床のコンクリート打設から数えて7日目のこの日、
2階壁部分の型枠建て込み作業をおこなっていました。
2階の壁仕上げは「コンクリート打ちっ放し+タイル貼り」
特に「打ちっ放し仕上げ」の部分は型枠の表面がそのまま仕上げ面になって現れるので
写真でオレンジの型枠に並んでいる白いセパレーターキャップの割付けまで考えて施工するのです。
階下の1階に下りてみると・・・
壁部分の型枠は解体されていますが、2階床の裏側はまだ外していません。
型枠解体にあたっては、コンクリート打設前に採取したテストピース(→こちら)を圧縮強度試験にかけ、
コンクリートが設計基準強度に達したことを確認するのですが、床の場合は少し様子が異なります。
床スラブの場合、床に加わる荷重が構造計算書の設計荷重を上回る場合には、
構造計算によって十分安全であることを確かめた上で支保工(パイプサポートや大引(角パイプ)、根太やせき板)
を取り外すことになっています。
鉄筋コンクリート建物の現場では、床は作業スペースとなり大量の材料を仮置きします。
本日2階に置いてあるこの鉄筋の束の合計でおよそ3tあるとのこと。
建築基準法で定められている一般住宅の床積載荷重(180kg/㎡)をはるかに超える重量です。
実際の現場では「可能な限り」床スラブの支保工は外さずに存置しています。
そうすることで床を支える梁のヘアクラックの発生を抑止する効果もあり、
工事に支障がない時期ギリギリまで残しているのです。
時刻は17:00。
西の空に陽が沈もうとしています。
現場の職人さんたちも帰り支度を始めました。
皆さん、今日も一日おつかれさまでした。
そして明日もよろしくお願いします。
※前回の記事はこちらから→RCで創る四季を楽しむ邸宅・・・基礎が完成しました!
※続きはこちらから→RCで創る四季を楽しむ邸宅・・・屋上ペントハウス工事中!
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