おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。営業の松井です。
現在芦屋市役所前にて鉄筋コンクリート造で建設中のテナント併用住宅が、
いよいよ上棟を迎えました。
そこで先日は現地においてお客様とご家族様、工事関係者出席のもと、
めでたく上棟式を執り行いました。
木造住宅の場合、上棟式は屋根の棟木が座った段階でおこなうのが一般的です。
では、棟木の無いコンクリート住宅はどの時期におこなっているのかというと・・・
各社によって若干異なるようですが、当社では最上階のコンクリートを打設した日を
「上棟の日」と捉えており、上棟式はその日から3~4週間後、スラブを支えるパイプサポートが
外れた頃の吉日におこなうことが多いです。
ちなみに吉日を選ぶ際にお世話になるのが『神社暦』↓です。
○や●で九星(二黒土星や四緑木星などですね)運気が書いてあり、
年の瀬やお正月にお寺や神社さんからいただくことの多いアレです。
お客様のご都合をお聞きしながら、今回は4月21日の大安に上棟式を行いました。
そして、この時期になると忘れてはいけないのが、住居番号付定の申請(住居表示申請)です。
日本には、「地番」と「住居表示」の2種類の土地の所在地を示す方法があります。
同じ土地でも地番と住居表示では異なる場合がほとんどです。
(地域によっては地番と住居表示が同じケースもあります)
地番とは、土地の所在(市区町村および字)とともに、その土地を特定するために一筆ごとに
土地につけられた番号です。
地番は主に登記情報の取得や税金など公的に使う土地を表し、
住居表示は郵送物などを配達する宛先を表しています。
建築前の土地がガレージや畑などで初めて建物が建つ場合、その土地には住居番号はありません。
そこで更地に建物を建てたり、古い建物を取り壊して建替えする場合には
住居表示申請をおこなうことで、役所から住居番号と表示プレートをいただくのです。
申請のタイミングは概ね上棟から完成するまでの間で、
現地で建物の配置が確認出来る状態であれば申請を受け付けてくれます。
今回も下の所定の用紙に必要事項を記入し、場所の特定のための住宅地図と道路と玄関の位置がわかる
平面図兼配置図を市役所に持参して住居番号をもらって来ました。
どうやって住居番号が決まるのかというと・・・
市役所に区域ごとの図面があり、道路に面する部分10~15mごとに番号が決められており
持参した図面で玄関の位置を確認した上で付定されます。
ですから残念ながら好きな番号を選ぶようなことは出来ません。
ですが、過去に一度だけ一旦決まった番号が変わったことがありました。
角地で建築した際に、私が申請に出向いて「○○市○○町12番18号」と付定されたのですが、
その番号に納得されなかったお客様が直接市役所に電話をして、「○○市○○町12番1号」と
なったケースがありました。角地なので、勝手口と玄関のどちらでも入り口だと言える間取りでした。
住居番号付定の申請はどなたでもできる手続きです。
新築の際には、皆さんもチャレンジされてはいかがですか?
※前回の記事はこちらから→芦屋市テナント併用住宅・・・きっかけはお隣の建物でした
※続きはこちらから→もうすぐ完成します! 芦屋テナント併用RC住宅
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