おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
今日は西宮市内で建築中のマンション現場のリポートを
沖田がお伝えします。
8月も後半になりましたが、まだまだ日中は30度を越える日が続いています。
この日も現場には真夏の陽射しが照り付けていました。
現場では既に基礎工事は終えていて、次は土間コンクリート打設の準備をおこなっています。
土間コンクリートとは、1階の床下地となる部位のことで、
基礎や柱、壁といった構造的に力を負担する部位ではありません。
ですから、土間の「下がり止め」程度に入れる鉄筋も
「ワイヤーメッシュ」と呼ばれる細い径の材料を敷き並べています。
基礎工事の段階では、まだ間取りなど建物の全体を想像することはできませんが、
建物が使用されるにあたって必要となる設備配管は、この段階から先行して工事をしないとなりません。
電気やガス、上下水道といった工事業者さんは、構造体が完成した後だけでなく、
構造体ができる前にも現場に入って工事をおこなうことになるのです。
現場は明日の土間コンクリート打設を控えて、若き現場監督の武内社員と藤原社員が
仕上がりレベル(高さ)の墨出しをおこなっていました。
型枠に彼らがマーキングした墨を基準にして、職方さんたちが土間コンクリートを打設するのです。
レベルを覗くのは入社5年目の藤原社員。暑い中、元気に仕事に励んでいます。
スタッフ(目盛りのついた棒)を持っているのは武内社員です。
まだ30代前半ですが、既に現場監督の貫禄十分といったところでしょうか?
二人がおこなっているのは、レベル機械を通して型枠の四方や中央に同じ高さの墨付け作業です。
武内社員がスタッフを少しずつ上下させるのを、藤原社員がレベルで確認します。
定めた高さになると藤原社員が「OK」を出して、武内社員がその高さを型枠にマーキングします。
「もうチョイ上、上・・・上・・・上・・・ チョイ下・・・下・・・ ハイ、ストップ!! 」
藤原社員が「GOOD!」のサインを出しました。
声が通りにくい現場では、間違いのないように「上」「下」や「OK」のジャスチャーも
併用して相手に伝えます。
猛暑の峠は越えたとはいえ、炎天下での屋外作業です。
二人のテキパキとした作業を見ていると、辺りに一陣の風が通り抜けたような気がしました。
※前回の記事はこちらから→西宮マンションプロジェクト・・・地盤改良工事
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