おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。宝塚展示場の山田です。
すっかり朝夕は涼しくなり、風景もどこか秋めいてきたような・・・。
空気も澄んで、少し空が高くなったでしょうか?
それもそのはず、来週はもう9月です。
暑さも影をひそめ、さらに過ごしやすくなるのかと期待しています。
さて、現在工事中の自宅マンション改修工事ですが、
現場では解体と廃材の搬出を終えて、内部間仕切りの下地工事が
着々と進んでおりました。
間仕切りでできるのと同時進行で、設備配管や電気配線工事も進んでいます。
我が家のマンションはこれまでガスコンロと電気温水器を使用していましたが、
社内の技術者やお客様の声を参考に、今回のリフォームを期に
IHヒーター+電気温水器の「オール電化」とすることにしました。
一旦は、『オール電化で!』と決めたものの、
「もし停電になったらどうしょう?」
「もし使い勝手が悪かったらどうしょう?」
と工事が始まっているにも関わらず、煮え切らない私。
できることなら、何事にも”可能性”を残しておきたいと思うのです。
『今のガス配管を残しておいて、万一の時はガス使用に戻すことはできないの?』
そこで現場監督に石川社員に確認してみました。
するとガス管は閉栓するものの、配管そのものやガスコックはそのまま残しておけるとの事。
それならまたリフォームすれば元に戻すことができます。
気になっていたモヤモヤが解消されたのでした。
ところが・・・
解体工事を終えた現場から電話。
石川社員: 「すみませんが、元の和室まで延びているガス配管は撤去する必要があります」
私: 「えっ!どうして!?・・・」
なんでも、そうしないと床のフローリングを貼ることができないと言うのです。
『えーっっ!残せると思ってたのに・・・』
ガッカリしながら現場に向かったのでした。
建設会社に勤務してはいますが、
現場のことはちんぷんかんぷんの私。
現場を見るまでは、ガスも電気も水道も
「好きな場所に取り付けられる」
と、素人考えで簡単に思っていました。
でも石川社員から説明を受けて納得。
要約するとこんな感じです。
築年数の経過したマンションではよくあるそうですが、
私のマンションも廊下や水廻りは床が一段高くなっていて
リビングや洋室の床は一段下がる構造になっています。
永年住んでいて、特になんの疑問も抱かなかったのですが、
聞くと一段高くなった床の下には、ガスや給水といった設備配管があるのだそう。
実際に床をめくってみると、
確かに設備配管がありました。
コンクリート床の上に設備配管用のスペースを設けるために
床組をしているのですね。肝心のガス配管はその下で閉栓されていました。
もともと和室があった部屋は、畳厚さの分が洋室よりも高くなっていて
その厚みを利用してガス配管が延長されていたのでした。
今回のリフォームでは、和室は無くし、廊下から先のリビングや洋室の床は
コンクリートスラブの上に直接フローリングを貼ることになっています。
もしガス配管を洋室まで延長するなら、ガス配管のスペースを確保しなければなりません。
方法としては、廊下と同じように洋室も床組をするか、間仕切り壁の中を利用して
天井経由で配管することができるそうですが、いずれにせよコストもかかり大事です。
「そこまでしなくても・・・」
というわけで、今回は洋室へのガス配管は断念することにしました。
「やれやれ・・・」
聞いてはいましたが、やっぱりリフォーム・・・。
「工事が始まってみないと分からない事がたくさんあるなあ」
と、つくづく感じた一日でした。
※前回の記事はこちらから→自宅マンション改修リポート ~解体着手しました!
※続きはこちらから→自宅マンション改修リポート~ただいま大工工事中~
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