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※西宮展示場リポート 第1回目はこちらから
西宮に新しい「RCの家」モデルハウスがオープンします!!
『タイガーパイル工法』は認定施工会社による“責任施工”工法です。
ソイルコラムの施工についても、詳細な施工手順が定められています。
① まずロッドの鉛直確認を行い、設計深度までオーガー(大きなドリル)で掘削します。
② 設計深度に到達後は、先端よりセメントミルクを吐出しながら正回転にて掘進・混合撹拌します。
③ 先端練り返しをおこなった後、逆回転にて引き上げると柱状の改良体が出来上がります。
※メーカーHPより
この後、ソイルコラム(柱状改良体)の中央に、直径114.3φの段付き形状の鋼管を挿入します。
『タイガーパイル工法』の重要なポイントとなる作業です。
600φのソイルコラムの中央に鋼管杭を挿入することで、摩擦抵抗を均等に保つことができるため、
中心からズレてしまうと計算値の摩擦抵抗が確保できないことになります。
それでは、段付き形状の鋼管をどのように挿入しているのかというと・・・
今回の鋼管は2M程度の長さですので、案外軽そうです。
ソイルコラムの中央にセットします。
水準器で垂直を確認しながら・・・
「エイっ!」
「エ~イっ!」
「え!?・・・」
なんと、人力でいとも簡単に挿入してしまいました。
ちょっと意外でしたが、考えてみるとこれは理にかなっています。
挿入する鋼管は、改良杭底より浮いている状態で止めなければなりません。
また、オーガーは逆回転しながら引き抜くため、直後であれば中央部分には軸跡が残っているので、
人力でもこの軸跡を利用して垂直に鋼管を挿入することができるようです。
機械を使えば、余計な力が加わって、底まで達してしまったり軸がぶれる可能性もありそうです。
鋼管の天端は、基礎底の高さに合わせて作業は終了です。
※前回の記事はこちらから→西宮RCモデルハウス・・・地盤改良杭工事 その①
※続きはこちらから→杭の後は鋤き取り、捨てコン、墨出し!「RCの家」西宮モデル現場リポート
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