2016.04.02

鉄骨デザイン階段とペントハウス・・・RCギャラリー西宮 建築日記

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

※西宮展示場リポート 第1回目はこちらから
西宮に新しい「RCの家」モデルハウスがオープンします!!
 

4月に入り、気温も上昇して桜も一気に咲き始めました。

武庫川河川敷きの桜並木

宝塚から建築中のRCモデルハウス『RCギャラリー西宮』へ向かう道中の
武庫川河川敷きの桜並木も、今が満開です。

 

 

『RCギャラリー西宮』は5月の連休のオープンを間近に控え、
内外部共に仕上げ工事の真っ最中です。

屋外では、事務所棟の屋根が施工されていました。
こちらの建物の主な構造体は「鉄筋コンクリート造」なのですが、
外観デザインや屋根自体の重量を考慮して、事務所棟の一部は「鉄骨造」となっています。

西宮モデルハウス事務所棟の屋根施工

事務所棟の一部は「鉄骨造」

 

 

モデル棟の“顔”となっている正面のスリット開口部分も外断熱施工が終わっていました。
両側に厚さ50ミリの断熱材を張っているので、壁厚はゆうに30センチを越えています。

西宮モデルハウス正面のスリット開口部分

スリット開口部分も外断熱施工

 

 

1階のリビングでは、大工さんがチーク無垢材のフローリングを貼っていました。
今回のフローリングは厚15×幅90×長さ1820のサイズで、建材メーカーの普及品に多い
幅303タイプの「化粧フロア材」とは違って、施工するのも余計に手間がかかります。

チーク無垢材フローリング施工中

 

 

施工中の写真をよく見ると、貼り終わったフローリングの継ぎ目に何か挟んであります。

フローリングの横方向に隙間を設けるためのスペーサー

無垢材のフローリングのメリットは室内の湿気を吸放出してくれること。
梅雨時の湿度が高い時期、素足で過ごしてもベトつくことはなくとても快適なのです。

ただし無垢材は吸放出によって膨張したり収縮したりするので、
材料の収縮率を考慮しながら施工しなければ、床にむくりや床鳴りが起きやすくなります。

現場ではフローリングの横方向に隙間を設けるため、名刺の厚み程度のスペーサーを
挟み込みながら貼り上げています。

 

 

鉄骨製のデザイン階段は集成材の踏み板や手摺も取り付いて、ずいぶんと階段らしくなってきました。

鉄骨製のデザイン階段 集成材踏板

 

 

この日始めて最上階のペントハウスまで昇ってみました。

最上階のペントハウス

最上階のペントハウスより屋上を臨む

完成すると、コーナーサッシの向こうに野外仕様のソファやテーブルが並ぶ『アウトドアリビング』が
広がることになります。

 

 

『RCギャラリー西宮』は、これまでにない「等身大のモデルハウス」を目指しています。

皆さんに鉄筋コンクリートの魅力をお伝えしようと、
RCにこだわる設計者と三和建設の技術者が力を合わせて創り上げています。

完成までもう少し。GWのグランドオープンにご期待ください。

  
   
※前回の記事はこちらから→屋上テラスは“アウトドアラウンジ”・・・RC西宮モデルハウス建築日記
※続きはこちらから→外観が現れました!・・・RC西宮モデルハウス建築日記


    


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