2013.04.23

武庫町の家 ~2階壁梁配筋工事

おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは。RC住宅の現場監督、安食です。

私が管理している「武庫町の家」は、鉄筋コンクリート躯体工事の真っ最中です。
今日は2階部分の鉄筋工事の様子をお伝えします。

RC住宅の「武庫町の家」は3階建。
鉄筋コンクリートの建物の場合、その階の壁と上階の床の鉄筋を
組んで型枠を組み、同時にコンクリートを流し込みます。

今回は2階の壁と梁の配筋工事の様子です。

工事も上階になってくると、人力で鉄筋を荷揚げするのは困難ですので
レッカーで吊り上げます。


構造計算に基づき、作成された設計図の通り、鉄筋を組み上げます。
上の壁はD13(異型鉄筋の直径13ミリ)を20センチ間隔でダブルに
配筋しています。


外壁に面する壁の部分には、断熱パネルをセットします。
型枠の内側にあらかじめセットして、コンクリートを打設することで
コンクリートと断熱材が密着して一体となり、隙間が無くなるので、
断熱材の断熱性能を、そのまま引き出すことができるのです。


上は梁と壁の交差部分の様子。オレンジ色の管はコンクリートに埋め込まれる
配管でCD管と呼んでいます。
木造住宅と異なり、RC住宅は後から壁の中に電気や電話の配線を通すことが
困難ですので、綿密に計画しながら先行して空配管を施工しておくのです。


緑のテープで蓋をしてあるのは、エアコンや換気の孔。
このような設備配管の貫通孔は強度上から開ける位置も定められています。
また貫通孔の周りには補強筋を入れて補強しています。

この日は天候にも恵まれて、順調に作業が進みました。
コンクリート躯体工事をおこなうにも、一年の中でも今が最適の季節なのです。

2階の次は最上階となる3階部分の躯体工事。
安全に留意して慎重に作業を進めてまいります。

※前回の記事はこちらから→武庫町の家 ~1階壁梁配筋工事
※続きはこちらから→武庫町の家 ~2階壁・3階床コンクリート打設その①

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