2013.05.21

仁川の家 ~1階内壁返し型枠・2階スラブ配筋

おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。

こんにちは。RC現場監督の小林です。

鉄筋コンクリート住宅で建築中の「仁川の家」は、1階の壁配筋が完了して
これから内側の型枠を組み上げていきます。

「仁川の家」では、内側の型枠に断熱パネルをあらかじめセットしておいて、
流し込んだコンクリートと断熱材が完全に密着するように施工します。

こうすることで、コンクリート壁と断熱材の間には隙間がなくなり、
より高い断熱性能が発揮されるのです。

断熱パネルをセットしてから、内側の型枠を組みます。
コンクリートを流し込む際には、この型枠には何トンもの側圧がかかりますので、
しっかり組んでいないと歪みや精度に係わります。
自分の目で、入念に補強桟のチェックをおこないました。

1階壁の型枠工事の次は、2階床の配筋工事です。
1階の壁の頂部が見えています。
床の配筋はこの頂部を貫くように施工していきます。

構造計算によって定められた間隔通りに施工するため、まず基準の鉄筋を流します。

壁の配筋に較べて、床組があるので床の配筋工事はスピーディに進みます。
組み上がれば、自主検査です。
鉄筋の径、間隔、継ぎ手の位置が間違っていないか検査します。

これで、コンクリート打設準備が整いました。
コンクリートは自由にカタチが作れるのが魅力ですが、
打設前の準備で仕上がりが大きく変わるので、監督としては気が抜けない工程です。

※前回の記事はこちらから→仁川の家 ~1階壁配筋工事
  ※続きはこちらから→ 仁川の家 ~1階壁・2階床コンクリート打設
 
  
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