おかげさまで創業48年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。営業の沖田です。
毎日いい天気が続いています。
今日6/8(土)も快晴です。梅雨の気配はどこへやら・・・
気温も日中は30℃を超える日が続いています。
屋外で無理をして日射病や熱中症とならぬように、十分に注意してください。
阪急仁川駅近くで工事中の鉄筋コンクリート住宅「仁川の家」は
2階部分の壁と梁の鉄筋工事をおこなっています。
壁も梁も、鉄筋のサイズや径、ピッチ(間隔)は構造図に基づいて組み上げていきます。
下は壁梁のリストと壁のリストです。記号毎に、鉄筋径や間隔が異なっています。
今回は2階部分の躯体工事。壁や梁の部位毎の記号表示は「伏図」に表記されています。
今回は上の3階の床・梁伏図で表記された、W20壁とG10梁の施工状況をお伝えします。
W20の壁の配筋は、「壁リスト」で確認します。
このW20壁には窓が付きます。窓などの開口部分は力が集中しやすく、特に隅部分はひび割れが
発生しやすいことから開口周囲には配筋標準図に基いて、「開口補強筋」を取り付けます。
次に壁梁のG10について。
3階部分のG10梁は、「3G10」と呼ばれます。「3G10」は上・下筋はD16の鉄筋をそれぞれ3本、
梁の周囲を拘束するスターラップ(S.T)はD10を20センチ間隔で配列します。
各リスト表記は単純ですが、実際の現場で組まれた鉄筋を確認するようになるには、コンクリート構造における
構造的な専門知識と、多くの現場を見てきた経験が求められます。
「勘違い」や「取り違え」が絶対におこらないように、現場では職人や現場監督による自主検査の後、
設計監理者による「配筋検査」をおこなっているのです。
※前回の記事はこちらから→仁川の家 ~1階壁・2階床コンクリート打設
※続きはこちらから→仁川の家 ~2階壁・3階床 コンクリート打設
兵庫・大阪で建てる高品質&ローコストのデザイン注文住宅。
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