おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
こんにちは。
営業の沖田です。
9月も中盤に入りました。
まだまだ残暑厳しい日が続いていますが、
先日の日曜日、三和建設本社前の交差点では・・・
だんじりが横断中!
法被姿の威勢のいい曳き手の掛け声と太鼓の音が
周囲に響き渡っていました。
鉄筋コンクリート住宅を希望される際、併せて良くお話に出るのが、
ビルトインガレージ(掘り込み車庫)。
その土地が道路より一段上がっている場合にはその高低差を利用した
ビルトインガレージ付き住宅のご要望をよくお聞きします。
「2台分のビルトインガレージを造ったら、いくらかかります?」
こんな質問を良くお受けしますが、なかなか即答が難しいのが本音です。
今日はビルトインガレージを造る際、コストに大きく影響する「土留め工事」
について触れてみたいと思います。
ガレージ本体の価格については、過去の事例からサイズや台数などのボリュームが
分かれば概算ですぐに算出できるのですが、土留めを含む造成工事については
その土地毎に条件や工事内容が異なり、一概に工事費が出せないのです。
ビルトインガレージや擁壁を造る造成工事において、
コストに大きく関わってくるポイントとして、道路や隣接地との高低差、
地盤の強度、計画建物の敷地境界からの離隔距離があげられます。
ビルトインガレージを造るには、たくさんの土を掘って処分しないとなりません。
この残土処分費もばかにならないのですが、掘った土の側面=法面“のりめん”が
崩れないように、どんな土留め工事をするかによってコストが大きく変わってきます。
計画ガレージと敷地境界までの距離が十分にある、又は地盤が良く(岩盤や礫層など)
敷地境界際まで掘削しても斜面が崩れないなどの場合には「オープンカット工法」
を採用します。
オープンカットで掘削した法面は雨によって緩んだりしないように
シートを掛けて保護しています。
地盤が軟弱な場合や、計画するガレージが敷地境界に近く、掘削によって
隣地の塀や建物に影響が出そうな場合には「親杭横矢板工法」を採用します。
鉄骨のH型鋼を親杭として土中に打設し、横矢板を親杭間にはめ込んで
土を留めます。
全体の工事費を考えると、もちろん「オープンカット工法」のほうが
費用を抑えられるのですが、諸々の要件や条件があってなかなかそうもいきません。
三和建設の工事部門には、建設部門の他に土木造成部門があります。
土木造成部門は普段は自社分譲地の造成工事を主な業務としているのですが、
建築に関わる「ビルトインガレージ」工事の際には、建設部と共同で
プロジェクトに携わります。
三和建設には、建築の技術者と土木造成の技術者がいます。
コストもそうですが、あらゆるご要望に柔軟に対応できるのも
三和建設の強みなのです。
※前回のQ&Aはこちらから→今さら聞けない コンクリートって? その②
※続きはこちらから→よくある質問・・・RC住宅はリフォームしやすいの?
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