何が違う?「業務用エレベーター」と「ホームエレベーター」

おかげさまで創業51年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

4月目前になって、ようやく桜の開花宣言が発表されたかと思いきや、
冬に逆戻りしたかのような寒い日が続いています。

それでも次の火曜、水曜日あたりは日中の最高気温が18度前後まで
上がり、一気に桜も咲き始めるようです。

入学や入社など、新しい人生がスタートする春。
展示場スタッフの私たちは、新しい展示場のオープン準備に追われる日を過ごしています。

 

 

本日は松井が、「業務用エレベーター」についてお届けします。

三和建設ではマンションやテナントビル、医療や福祉・教育施設など
戸建て住宅以外にもたくさんの用途の建物を建築しています。

最近は特に事業系の建物に関するお問い合わせも増えており、
私たちはそれぞれの用途特有の設備機器の知識も持たなければなりません。

そのひとつが「業務用エレベーター」です。

一般的には、マンションや店舗、病院など不特定多数の人が
利用するエレベーターを総称して「業務用エレベーター」と言い、
戸建て専用住宅を中心に、特定の人が利用するエレベーターを
「ホームエレベーター」と呼んでいます。


三菱電機業務用エレベーターカタログ
三菱電機さんの「業務用エレベーター」カタログより

 

三菱日立ホームエレベーターカタログ
三菱日立ホームエレベーターさんの「ホームエレベーター」カタログより



「一体何がどう違うの?」

最も大きな違いは、定員数です。
ホームエレベーターは1~3人用ですが、
業務用エレベーターは6~15人用が主流です。テレビCMで見る高層建築物では
20人を超える定員数のものもあります。

住宅のように「特定の人が利用するか」といったこと以外に、定められた昇降速度も異なります。
そして、設置するオーナーが最も気になるのは、点検やメンテナンスの頻度とその費用です。


「業務用エレベーター」の場合、法律で定められている点検(法定点検)は年1回です。
点検を実施した者が、「法定検査報告」を管轄する特定行政庁へ報告する義務があります。
「業務用エレベーター」の点検は、おおむね1ヶ月以内ごとの定期点検が通例となっています。

一方、「ホームエレベーター」の場合、一部の地域を除いては法定点検の義務はありません。
「自己責任」が原則となっていて、特定行政庁へ報告は必要ありません。


それぞれの違いは、メンテナンス契約の費用にも大きく反映されています。

私の経験上ですが、
一般家庭用の「ホームエレベーター」なら、年間4~5万円程度の費用で済むはずです。
ところが「業務用エレベーター」なら、月額1万~6万円が必要となり、ここに大きな違いがあります。


「業務用エレベーター」のメンテナンス契約の中でも『月額1万~6万円』と幅があるのは、
メーカーによって設定価格も違いますし、「どこまでが対象なのか?」次のような2つの契約内容によっても
異なるからなのです。

フルメンテナンス契約(劣化した部品の取替えや修理費用を含みます)

POG契約(パーツ・オイル・グリスの略。点検、注油、調整及び消耗部品の取替え費用は含まれますが、
                    その他機器並びに付属備品の修理・取替えにかかる費用は実費で掛かります)


また、製造メーカーさん直接のメンテナンス契約以外にも、点検専門のメンテナンス会社もあり、
オーナーがメンテナンス契約先を決定するには迷われることもしばしばです。

かつて海外メーカーのエレベーターが誤作動して、人命が失われた事故がありました。
どちらでメンテナンスするにしても、こうしたことは二度とおこってはなりません。


先般はお施主様からご要望もあって、良く知られている「業務用エレベーター」5大メーカーに問い合わせ、
それぞれの担当者を呼んで、質問し提案を受けました。

各社エレベーターカタログ

左から、
三菱さんの『AXIEZ』
日立さんの『アーバンエース』
東芝さんの『スぺーセルGRⅡ』
日本オーチスさんの『GeN2』
フジテックさんの『エクシオール』

それぞれのメーカーさんごとに特色があって、提案内容も様々です。

メーカーさんごとの特徴や比較内容は次回に触れますが、
価格や信頼性をふまえながら、どれかひとつ選ぶとなると、
オーナーは悩ましい限りだと思います。
  
   

※関連記事はこちらから→ロープ式?油圧式?どっちを選ぶ?・・・ホームエレベーター
           
設置に維持費、いくらかかる?ホームエレベーター 
           お客様の声
            ホームエレベーターとビルトインガレージを採用した、「安心感に包まれる住まい。」

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鉄骨造とRC造・・・基礎の形状も違います!②~「剛接合とピン接合」

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
 

阪急電車の夙川駅近くで建設中の店舗併用マンションは重量鉄骨造の3階建です。

前回のブログ(→こちら)でも触れましたが、
重量鉄骨造のほとんどは、骨組を“剛接合”とした『ラーメン構造』となっています。

構造検討をおこなうにあたって、“剛接合”ではない接合部は“ピン接合”と呼ばれています。

 


「何が、どう違うの?」

 

簡単にイラストで説明してみます。


剛接合とピン接合



“剛接合”では、「基礎と柱」「柱と梁」の接合部は文字通り“剛”となるように施工されます。

「重量鉄骨造」や「鉄筋コンクリート構造」が、“剛接合”の代表格の構造です。


 “ピン接合”は構造上、「基礎と柱」「柱と梁」は、“可動” するものとして扱われます。

代表的な構造として「在来軸組み木造」や「軽量鉄骨造」が挙げられます。

 

 

 

この2つの構造躯体に、外部からの力がかかると・・・


剛接合とピン接合  外力がかかると・・・



“剛接合”では、「基礎と柱」「柱と梁」の接合部は固定されたままで、
柱や梁といった「部材」がしなろうとします。


一方、“ピン接合”の接合部は動こうとします。
構造躯体を維持するためには「筋交い」などの補助材がかかせません。

 

 

 

重量鉄骨造の「柱と梁」など、鉄骨部材同士の接合部は、
溶接やボルトによって“剛接合”になるように施工されています。


重量鉄骨造 柱・梁

 

 


それでは、「基礎と柱」の接合部は、どのようにすれば “剛接合” になるのでしょうか?

 

 

今回の店舗併用マンション現場を覗いてみると、柱の脚元となる部分にプレートのようなものがありました。


柱の脚元 プレート

X3通りF3基礎の柱脚部の配筋


写真はX3通りF3基礎の柱脚部の配筋の様子です。

プレートと極太のボルトの正体は「ベースパック」。
業界では、「固定柱脚工法=ベースパック」と言ってもいいほど広く普及しています。

ベースパックを用いた柱脚工法は、非常に高い固定度を有する柱脚工法なのです。
その実績を確認しようと、製品のホームページを見てみると、


ベースパック 柱脚工法


さらに、3・11の東日本大震災被害の後、震度6弱以上の揺れがあった5県1,791件の現場を
調査したところ、ベースパック柱脚の被害は『ゼロ』との報告もありました。

 

 

 

F3基礎の詳細は、設計図(構造図)に以下のように記載されています。


F3基礎の詳細は、設計図(構造図)

 

 

 

今回は、重量鉄骨造や鉄筋コンクリート造の骨組みとなっている “剛接合” について
宝塚展示場スタッフの吉川がお伝えしました。


ニュースを見ると、車も建築も「偽装」の文字が躍っています。

古代ハンムラビ法典には以下のような記述があります。

「建築工事が堅固でなくて、家が倒壊し、その持主を死に至らしめた場合は、その建築業者を死刑に処する」

建設業に携わる私たちは、誰よりもその責任の重さを忘れてはなりません。


基礎鉄筋

 

 


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※前回の記事はこちらから→
鉄骨造とRC造・・・基礎の形状も違います!①~「ラーメン構造と独立基礎」  
※続きはこちらから→西宮夙川マンション・・・鉄骨が組みあがりました!

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ロープ式?油圧式?どっちを選ぶ?・・・ホームエレベーター

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


こんにちは。
営業の松井です。


神戸市の元町で工事を進めていた鉄骨造5階建て賃貸併用住宅が先日完成を迎えました。


ロープ式?油圧式?どっちを選ぶ?・・・ホームエレベーター①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


工事に携わっていただいた各業種の皆さまや職人の方々、本当にありがとうございます。
この場を借りて感謝とお礼を申し上げます。

 

こちらの建物の住宅部分にはホームエレベーターが設置されています。
3階建て以上の建物の場合、最近はエレベーター設置のご要望をよくお聞きするので、
今回はこのホームエレベーターについて書いてみます。


 

ホームエレベーターには大きく分けて、2つの駆動方法があります。

ロープ式?油圧式?どっちを選ぶ?・・・ホームエレベーター②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

ロープ式?油圧式?どっちを選ぶ?・・・ホームエレベーター③三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚



カタログを見ると、メーカー一社の商品の中にもロープ式もあれば油圧式の商品もあって、
メリットやデメリットなど一体何を基準に選定しているのか疑問に思ったので
さっそく問い合わせしてみました。


油圧式は最大昇降行程7.0m以下、最大停止階3ヶ所となっています。

ロープ式?油圧式?どっちを選ぶ?・・・ホームエレベーター④三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


当社の鉄筋コンクリート造の住宅の場合、標準的な階高は3.0Mなので
3階建の建物までならOKですね。

メーカーによると、油圧式の場合は定期的なオイル交換が必要だそうで、
5年毎に約5万円の交換費用が必要になります。

 

次にロープ式の場合。

こちらは最大昇降行程10.0m以下、最大停止階4ヶ所となっています。

ロープ式?油圧式?どっちを選ぶ?・・・ホームエレベーター⑤     三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


油圧式よりも最大昇降行程が長く、一層多く停止できるのがロープ式の
一番のメリットです。

 

ホームエレベーターを計画する場合、一番頭を悩ませるのが設置寸法の確保。
できるだけコンパクトサイズなものを選びたいのは誰しも思うところです。

数年前なら、ロープ式は巻き上げ機やモーターの設置スペースの関係で
油圧式よりも昇降路が大きくなるのが通例で、小スペースでの計画の場合は
油圧式を提案していました。

ただ最近ではメーカーの努力のおかげで、油圧式、ロープ式ともに設置寸法が
解消されてどちらでもほとんど変わらなくなっています。

そのほかロープ式では必要な最上階の頭上に必要な吊り下げフックも
油圧式の場合は不要です。ただし、イニシャルコストではロープ式のほうが
若干安くなります。

 

また、ホームエレベーターを導入するとランニング費用も気になるところです。
これもメーカー担当者に聞いてみました。


ロープ式?油圧式?どっちを選ぶ?・・・ホームエレベーター⑥三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


・ 電気代(1日10往復した場合)・・・月額 約600円~700円
・ 点検費(故障等の際の修理と年1回の点検を含めた契約)・・・約4万円/年(税別)
(※あるメーカーさんの場合ですので、あくまでご参考まで)

ちなみに三和建設の営業エリア内(阪神間)では、ホームエレベーターを設置すると
大阪府のみ行政への定期報告義務があります。兵庫県内は自主点検でOKとのことです。

以前にも触れましたが、ホームエレベーターを設置ですると、
建物の固定資産税評価額も変わります。(→こちら

設置にあたっては、イニシャルコストだけでなく固定資産税や維持メンテ費用も含めて
検討いただきたいと思います。

私ごとなのですが、母は足が悪く現実問題として「この家にエレベーターがあれば
助かるなあ」と思う場面が多くあります。

 

「上下階のバリアフリー」

二世帯住宅や高齢者が暮らす住まいでは、これからますます需要が増える住宅設備に
違いありません。

 


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※関連記事はこちらから→設置に維持費、いくらかかる?ホームエレベーター 
           
何が違う?「業務用エレベーター」と「ホームエレベーター」 
           お客様の声
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「防水モルタル仕上げ」は防水工事ではありません!

おかげさまで創業50年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


こんにちは。
営業の吉川です。

今回は築30年以上経過した鉄筋コンクリート住宅の
バルコニー改修の様子をご紹介します。

2000年に施行された住宅品質確保促進法(略して「品確法」)によって
新築住宅の「構造耐力上主要な部分」と「雨水の侵入を防止する部分」(屋根やバルコニー、窓など)
の暇疵(いわゆる欠陥ですね)について、建てる側は最低10年間の暇疵担保責任が義務づけされています。

そんな背景もあって、現在建築されるマンションや住宅であればバルコニーにはしっかりとした防水性能を
持たせることが当たり前なのですが、数十年前なら「バルコニー防水」という考え方が定着しておらず、
当時建築された建物には、およそ「防水工事」とは呼べない「防水モルタル仕上げ」 のバルコニーも
よく見かけます。

この「防水モルタル」、名前には「防水」が付いていますが、モルタル(砂とセメントと水を混ぜる)に
防水材を加えた材料であって、「防水工事」として長期の保証が付くような仕上げではありません。


今回の鉄筋コンクリート住宅のバルコニーもこの「防水モルタル仕上げ」です。
年月が経ち、下地のコンクリート躯体からモルタル部分が浮いて、表面にはクラックが多く見られます。

「防水モルタル仕上げ」現況①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

バルコニーの改修方法にはいくつかあるのですが、今回はこのモルタル層を撤去せず、残したままで
その上から防水層を施工する方法で改修しました。


初めに、打音診断棒を使った「打音検査」で、モルタルが浮いている箇所を調べます。

「防水モルタル仕上げ」打音診断棒②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


そしてコンクリート躯体と浮いている防水モルタルの隙間にエポキシ樹脂を注入して一体化させます。
写真は振動ドリルを使って、注入用の孔を約20cm間隔で開けているところです。

「防水モルタル仕上げ」エポキシ樹脂注入孔③三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


次にエアダスター(スプレー式のホコリ飛ばしです)で、孔に残ったコンクリートの粉塵や埃を取り除きます。
粉塵が残っていると、エポキシ樹脂が広く浸透しないので念入りに除去します。

「防水モルタル仕上げ」エアダスター④三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


注入ポンプを使い、孔からエポキシ樹脂を注入します。
加圧注入することで、防水モルタル下の隙間にエポキシ樹脂が広がり、時間が経って硬化すると
コンクリートとモルタルが一体化するのです。

「防水モルタル仕上げ」注入ポンプ⑤三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


注入孔表面の処理をすれば、モルタル部分の浮きの処置は完了し、防水下地の準備ができました。
次に防水工事に取り掛かります。

クラックに詰まった埃や藻をスクレーパーという工具でケレン除去し、表面を平滑にします。

「防水モルタル仕上げ」ケレン除去⑥三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


次にプライマーを塗布します。
プライマーは下地と防水材料との密着性を高める下塗り塗料のことです。
触れば白い粉が付くようなモルタル面が、塗ればベトベトになります。

「防水モルタル仕上げ」プライマー塗布⑥三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


今回の防水工事にはウレタン塗膜防水を採用しました。
粘性のある防水材料を、下塗り → 中塗り と塗布します。
排水孔まわりやサッシの下、立ち上がり部分は漏水しやすい部分なので特に念入りに施工します。

「防水モルタル仕上げ」中塗り⑦三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


最後に仕上げとして、薄いグレー色のトップコートを塗って完成です。

「防水モルタル仕上げ」トップコート塗布⑧三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


「防水モルタル仕上げ」ウレタン塗膜防水仕上⑨三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


ウレタン塗膜防水は、ゴムシートなどを貼るシート防水などに比べて、狭い場所や複雑な形状でも簡単に施工ができ、
つなぎ目の無いシームレスな塗膜面ができるので、改修工事で採用することが多い防水工法です。
また定期的にトップコートを再塗装することで15年程度の防水性能の保持が可能で、
将来の防水改修工事の際にも既存の防水層を撤去せずに上から塗り重ねることができるので、
工事費が安くなるメリットがあります。
ただしウレタンが硬化する際には水分を嫌うため、施工時の天候、気温には充分な配慮をする必要があります。


鉄筋コンクリート住宅を維持管理する上で、防水工事はとても大切な工事です。

「建物は、建ててからが本当のお付き合い」

鉄筋コンクリート住宅のことなら、メンテナンスもリフォームも、
私たち三和建設にお任せ下さい。

 


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住宅営業マンがそっと教える「RC住宅の固定資産税」

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


こんにちは。営業の吉川です。

今回は、固定資産税のお話です。

固定資産税額の計算は以下の式によって算定します。

固定資産税額= 価格(固定資産税課税標準額)× 税率(1.4%)

固定資産税課税標準額というのは、市町村の固定資産税課等に置いてある課税台帳に
記載されています。

固定資産税課税標準額は固定資産税評価額(=不動産の客観的な価格)に対して
「住宅用地の特例」や「新築住宅に対する減額措置」等を考慮した後に算出される額で、
固定資産税を算出する元になる価格のことです。

土地の場合には、住宅用なら課税標準額の特例によって軽減税率の適用を受けることができます。

課税標準額(土地面積200㎡までの部分)  =評価額×1/6
課税標準額(土地面積200㎡を超える部分) =評価額×1/3


住宅営業マンがそっと教える「RC住宅の固定資産税」①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


建物の場合は一般的に、

評価額 = 課税標準額

となります。


住宅営業マンがそっと教える「RC住宅の固定資産税」②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


課税標準額
は、国が定めた評価基準(3年程で見直しされます)をベースに、
それぞれの市町村が決定しています。
(※建物が完成した後、固定資産税評価額を出すために市役所の職員が実際に現地へ出向いて
家屋調査をおこない、建物に使用されている建材や設備を確認します。)

鉄筋コンクリート住宅を建てたいけれど、固定資産税をいくら払わないとならないのかは
とても気になるところです。

「(固定資産税は)大体いくらぐらいになりますか?」

そんなご質問を、RC住宅をご検討中のお客様からよくいただきますが、
およその目安の税額は以下のように算出できますのでご紹介します。

評価額の概算目安として、木造では1平米あたり約85,000円、RC造で1平米あたり
約115,000円として計算するのですが、例えばエレベーターの有無、外壁や屋根の仕様
(タイル貼りや瓦屋根は評価が高いようです)によって評価額は変わってきます。

その他に固定資産税の概算目安になりそうなものとして、
法務局が「登録免許税」の算定方法に用いる
「法務局管内新築建物課税標準価額認定基準表」があります。
住宅営業マンがそっと教える「RC住宅の固定資産税」③三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

宝塚市を含む神戸法務局管内の上記表を参考にすると、
鉄筋コンクリート(RC)造の居宅は、1平米あたり134,000円となっており、
一つの目安として若干差異はありますが、この課税標準価額を固定資産税評価額と
見なすこともできます。
(※法務局の基準表が、固定資産税に影響を与えることはありませんのであくまで参考です!)


以前の当ブログでも
「固定資産税額は、RC造は木造に比べて約1.3倍高くなる(→こちら)」
と書きましたが、言い換えれば

「RC造は木造に比べて資産価値が高い」

と、評価されているからなのです。

 


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※関連記事はこちらから→コンクリート住宅 よくある質問 ~ 固定資産税って高い?
            固定資産税~「ビルトインガレージのあるRC住宅」編

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設置に維持費、いくらかかる?ホームエレベーター

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


こんにちは。
営業の沖田です

大型で強い台風第19号が近づいています。
西日本は、12日から13日を中心に大雨や暴風に警戒が必要だそう。


設置に維持費、いくらかかる?ホームエレベーター①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


「せっかくお休みなのに・・・」
そんな声も聞こえてきそうですが、飛散しそうな物は片付けて外出は控えるなど
安全対策をお取りください。

 

今日はホームエレベーターについて。

一般のエレベーターはマンションや公共施設、商業施設などに多く設置されていますが、
個人住宅向けの「ホームエレベーター」については、最近でこそご要望される方が
多くなってきたものの、まだまだ少数派です。

調べてみると、高齢化社会に向けた普及を図るために、一般エレベーターの構造規格を
緩和した「ホームエレベーター」が設置され始めたのが平成元年。

データは少し古いですが、H21年3月時点で累計11万台が設置されたそうです。

国土交通省が毎年発表している「新設住宅着工棟数」を見ると、平成元年当時から
現在まで、持ち家と分譲戸建て住宅(マンションや貸し家は除く)は
年間約40~50万戸が建築されています。

ここ数年は普及台数も増加傾向で、リフォームでも設置されたお宅も多いはずですが、
新設住宅のみに設置されたと仮定して単純計算すると、ホームエレベーターは
まだまだ新設着工住宅のおよそ1%程度にしか設置されていないことになります。


当社の手がけた鉄筋コンクリート住宅に設置した事例を見ると、
3階建や4階建住宅や道路から一段高い立地での建築、高齢者のいるご家庭や
自分たちの老後に備えてと、計画当初から設置を希望されるケースが目立ちます。


設置に維持費、いくらかかる?ホームエレベーター②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


かつて新興住宅地として開発された分譲住宅を数十年前に購入され、
子どもたちが巣立って定年を迎えられた今、夫婦の終の棲家として
鉄筋コンクリート住宅での建て替えを当社に託されたお客さまから
こんなお話を伺ったことがあります。


「まわりの家も子どもたちが独立して出て行っている。
夫婦だけなら1階だけの生活で事足りるので、
2階はどの家もいつも雨戸が閉じられている。
建て替えにあたり平屋も考えたが、盆や正月には子どもたちが孫を
連れて帰ってくるので泊まる部屋は欲しい。
そこで高齢者が2階を存分に使えるようにエレベーターが欲しいのです。」


このお客様は「同一階のバリアフリー」はもちろん、「上下階のバリアフリー」も考えられて
鉄筋コンクリート住宅に建て替えられたのでした。


メリットもあれば、設置場所やスペースの確保など間取りの制約もあるホームエレベーター
ですが、やはり気になるのはその費用です。実際の導入費用ですが・・・


新築住宅の場合、エレベーター本体と設置費用を見ると、
2階建で200数十万円、3階建で300万円前後になっています。
※メーカーや機種、階の高さによっても変わりますので、あくまでご参考に・・・


そして忘れてならないのが、高性能なエレベーターも「機械モノ」で、
必ず維持メンテナンスが必要になるということ。
車や家電と同様に、長期に渡って使用することでいつか具合が悪くなり壊れてしまいます。

家庭用のエレベーターは、設置台数も実際の使用頻度も少ないことから
大事故に至るケースは確率的に少ないとの記事もあり、
現にその事例も報告されていないようですが、
エレベーターは人命がかかっている乗り物であることを忘れないようにしたいものです。


ちなみに建築基準法ではホームエレベーターの所有者には
「維持管理、検査、報告の義務」があり、ホームエレベーターを設置すれば、
メーカーからこの義務を引き合いに「メンテナンス契約」を勧められることになります。


大手メーカーのパナソニックのHPを見ると、

(↓クリックで拡大します。)
設置に維持費、いくらかかる?ホームエレベーター③三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


設置に維持費、いくらかかる?ホームエレベーター④三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


「メンテナンス契約」は年額一括払いだと4万~5.9万程度ですが、
年月が経つにつれて必要になってくる交換部品代については、

割引こそあるものの別途必要になります。

メンテナンス契約は強制ではなく義務であることから、
自己責任の範疇で「壊れるまで契約はしない」と
契約を先延ばしにする方も少数派ですがおられるようです。

でもネットを見ると、メンテナンス契約に入ってないばかりに、十数年後の基盤の交換に
「片手以上の見積もりが出てきた」なんて話もありました。

当社カスタマーサービススタッフの話では、「設置後5年以上経過した油圧式エレベーター
に異音が出始めたが、メンテナンス契約をしていたので無償でシリンダーや関連部品が
取替えられた」とも聞きました。

さきほどパナソニックのお客様窓口へ電話して聞くと、実際には長期間使用されている
事例もあるが、「設計上の耐用年数は20年間」とのことで、5年後や10年後に交換が
必要な部品もあるようです。


ホームエレベーターを設置される際には、イニシャルコストだけでなく、
点検、維持メンテナンス費用も含めてご検討ください。

 


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一挙公開!建築模型の作り方~その①

おかげさまで創業49年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


こんにちは。営業の松井です。

普段から建築図面を見慣れている方ならば、二次元の設計図面でも
立体的に空間をイメージしたり、およそのボリュームを把握できるはずです。

でも、一般のほとんどの方は、そもそも設計図なんて見る機会もないですし、
自分の家を建てる段になって、ようやく本腰を入れて理解しようとすることに
なるのではないでしょうか?

平面図ならまだしも、建物の外観を二次元的に描いた立面図となると、
複雑なカタチなら、普段見慣れている我われでさえ理解するのに時間を要することも
あるのです。

 

一挙公開!建築模型の作り方~その① ①三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

 

我われの仕事は、「カタチのない」ものを提案すること。
「考え抜いて計画した住宅のコンセプトやデザインをいかにお客様にお伝えできるか?」
がとても重要です。そこで、当社が良く用いる提案ツールが「建築模型」なのです。

そこで今日は、私たち営業社員がお客様へのプレゼンの際に用意する、
「建築模型」の作り方をご紹介します。

 

初めに、設計者からもらった立面図を、作る部位毎に切り取ります。
凹凸のある建物の場合、入隅や出隅を頭の中で考えながら切り抜きます。
一挙公開!建築模型の作り方~その① ②三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

 

次に、切り取った図面をスチレンボードと呼ばれる、スチロールをケント紙で挟んだ
模型用パネルにマスキングテープ(粘着力の低いテープ)で仮り留めします。

これから窓やドアを切り抜いていくので、しっかりと貼り合わせたいところですが、
ボンドや糊で貼ると、糊跡が残って仕上がりがバッちくなるので、いつしか当社では
この「マスキングテープ留め」が主流になりました。
要は切ってる時に、「ズレなければいい」んです。
一挙公開!建築模型の作り方~その① ③三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚


まず、開口部である窓やドアを切り取ります。
一挙公開!建築模型の作り方~その① ④三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

ここは、熟練の技?が光るところです。
カッターの刃をパネルに対して垂直にしていないと、切り口がガタガタになって、
見た目が悪くなりますし、パーツサイズも変わってしまうので慎重に・・・。

 

100分の1サイズの模型の場合、一般的な窓のサイズは、横16ミリ×縦10ミリくらい。
一挙公開!建築模型の作り方~その① ⑤三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

表からカッターを入れ、今度は裏面からも刃を入れて、くりぬきます。

大きな窓以外でも、最近のデザイン住宅は小窓も良く使われています。
小窓なら縦横2~3ミリのものもあって、こんな時は正直、ちょっとてこずります。

「こんなに窓、要るのかよぉ~」って、一人で文句言ったりして・・・
それでも、うーん、いい仕事してますねえ(笑)
一挙公開!建築模型の作り方~その① ⑥三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

 

開口部をくりぬいたら、最後に外枠をカットしてパーツは用意できました。
一挙公開!建築模型の作り方~その① ⑦三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

 

こうやって各方位の外壁パーツを順に切り出します。
切り出した壁パネルは、1階と2階部分の床をベースに、貼り合わせるのです。
一挙公開!建築模型の作り方~その① ⑧三和建設のコンクリート住宅_blog 鉄筋コンクリートの家 宝塚

 

こちらの住宅では、玄関のある正面が最後の組み立てになりました。
→ その②に続く


※続きはこちらから  一挙公開!建築模型の作り方~その②
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鉄筋コンクリート住宅 施工例はこちらから→Gallery 
 
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コンクリート住宅 よくある質問 ~ 固定資産税って高い?

こんにちは。営業の松井です。

今回は、固定資産税について書きます。
モデルハウスにお越しいただくお客様から
よくRC住宅の「メリット」「デメリット」についての質問をいただきます。



「デメリット」についてはコストや工期などいろいろあるのですが、
その中のひとつに「固定資産税」を説明しています。

RC造の場合、木造と比べて約1.3倍の固定資産税が課税されます。
固定資産税の算定に必要な評価額は、RC住宅は1㎡当り約115,000円に対して、
木造住宅は1㎡当り約85,000円で計算しますから、その差30,000円になります。

ちなみに、阪急宝塚線の売布神社駅前にある、RCモデルハウス「smile」なら、
建物の固定資産税で年間約110,000円。仮に木造で建てた場合なら、
おそらく80,000円くらいになるでしょう。



「評価額の差」=「資産価値の差」

いつも説明するのですが、それでも結構な違いですね。
上記の数値はあくまで私の経験値です。実際には間取りや仕様、面積に
よって評価額は異なります。あくまで、ご参考に・・・

「固定資産税」は、エレベーターやガレージシャッターの有無によっても
評価額が異なります。
将来対応でエレベーターの設置をお考えのお客様には、新築時(評価時)には
シャフトスペースの確保だけで、数年後に必要となった時にエレベーター本体を
設置することも提案します。
設置している、しないで、固定資産税額は年間2万円程度違ってきます。

こんな提案もコンクリート住宅ならできるのです。
ちょっとした「節税対策」ですね。




※前回のQ&Aはこちらから→ コンクリート住宅 よくある質問  ~「RC」って何?
※続きはこちらから→コンクリート住宅 よくある質問 ~ひび割れは大丈夫?
※関連記事はこちらから→固定資産税~「ビルトインガレージのあるRC住宅」編
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